美容大国である韓国では、女性のほとんどが整形手術を受けていると言われており、数多くの美容整形クリニックが存在します。目や鼻といった顔やボディラインはもちろん、デリケートな悩みである膣のゆるみに対する施術も一般的です。
ここでは、韓国で受けられる膣縮小の治療方法について、各治療法の特徴や料金相場を紹介します。
正式名称を「後方膣円蓋術」と言うイップニ手術は、垂れてしまった骨盤下部筋肉を少しずつ上方向に移動させて束ねる施術です。膣のゆるみ改善と同時に、骨盤下部筋肉の緩和や膣粘膜の弾力を取り戻すことができます。出産や加齢の影響により膣が緩くなったという人だけでなく、骨盤下部筋肉の弛緩により尿失禁症状で悩んでいる人にも有効とされています。施術には高い技術が必要となるため、クリニック選びが非常に重要となります。
ゼリー状のフィラー(皮膚充填剤)を膣内に注入し、膣を内側から膨らませてゆるみを解消する治療法です。フィラーにはヒアルロン酸や脂肪などさまざまな種類がありますが、とくにパールフィラーは効果が半永久的に持続すると言われていることから人気の高い素材となっています。また、ほとんどのクリニックでは人体に対して安全性に考慮した素材を採用しており、アレルギーなどのリスクが低いのもポイントです。
施術時間はわずか10分程度でダウンタイムは約1週間、料金相場は5ccで15万円程度でしょう。日本での料金相場は25万円程度なので、かなりお得だと言えます。
膣内粘膜にレーザーを照射して膣のゆるみを改善する、メスを使わない膣縮小治療です。肌を傷付けないので失敗や合併症のリスクが少なく、美容医療に初めて挑戦する人でも、比較的気軽に受けることができます。インティマレーザーの場合、専用アプリケーターによって約60度の熱エネルギーを膣の奥深くまで届けるため、高周波レーザーと比較して治療効果が高いのが特徴。また、デリケートゾーンの黒ずみにも効果があります。
施術時間は10~15分程度で、ダウンタイムはほとんどありません。料金相場は1回あたり約2万円~です。
親指サイズの医療用チップを膣内に挿入し、円を描くように入口周辺に高周波レーザーを照射することで、コラーゲンの生成を促進させる治療法です。膣の弾力や引き締め、性的満足度の向上が期待できます。メスを使わず麻酔も必要としたないため、身体への負担が少ないのが特徴。施術後1か月で約70%の人が、半年後には約90%の人が効果を実感しているというデータもあり、治療効果は1度の施術で1年ほど持続します。
施術時間は20~30分程度でダウンタイムは1週間程度。韓国での料金相場は約20万円~です。
緩んでしまった膣の下側の筋肉を医療用の糸で寄せて縫合することで、膣を縮小する治療法です。妊娠・出産などで伸びた膣を奥まで引き締め、性生活の向上や入浴時の不快感の改善を目指します。1度の施術で確実な効果が得られるため、レーザー治療などのように何度も施術を受ける必要がありません。ただし、人工的に絞められた膣では経膣分娩ができないので、施術後に出産する場合は帝王切開が基本となります。
施術時間は1~2時間でダウンタイムは1か月程度。手術が必要となるぶん費用が高く、料金相場は40万円前後です。
「ゴールデンリフト」とも呼ばれる金の糸は、顔のたるみ治療にも使われています。膣の緩んでしまった箇所に入れることで傷を治そうとする作用と細胞の増殖作用が働き、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の生成にアプローチすることで、ふっくらとした締まりの良い膣に仕上がります。施術の際には局所麻酔を行うため、痛みはほとんど感じません。
施術時間は約30~40分で、すぐに日常生活に戻ることが可能です。韓国における金の糸の料金相場は14万円~となっています。
韓国で膣縮小の治療が受けられ、日本語も通じるクリニックを一部ご紹介します。
定番観光エリアである「妙洞駅」からすぐの場所にあるザ・クリム産婦人科医院。婦人形成だけでなく産科や婦人科検診も行っており、2名の専門女性院長がカウンセリングから施術まで一貫して担当しています。
スタッフは全員女性なので、女性ならではの悩みに対してきめ細かい対応が可能です。患者さん1人ひとりの悩みや症状に合わせてオリジナルのプログラムを提案し、女性がより輝けるようサポートしています。
日本語コーディネーターが常駐しているので、韓国語を話せない方におすすめです。
医療陣だけでなく、受付から日本語コーディネーターまで全員が女性です。2名の院長が1対1でカウンセリングから施術までを一貫して行うため、何度もデリケートな悩みを話す必要がありません。施術についても、気になることは何でも相談できます。プライバシー管理の徹底など、来院しやすい環境が整えられているのもうれしいポイントです。
また、ザ・クリム産婦人科医院の膣縮小では、事前予約をすることで診察当日に治療ができる「1デイシステム」を採用しています。そのため、短期間で滞在でもスムーズに治療を受けることができるでしょう。
提供しているのはメスを使わないビビーブと金の糸、注入型の膣縮小フィラーと手術の4種類です。治療の種類が豊富なので、「ダウンタイムが短い治療がいい」「手術後すぐに日常生活を送りたい」などさまざまな要望に応えられます。
問合せ番号:010-3730-0309
「江南駅」10番出口から徒歩3分の場所にあるウォンジン整形外科。予約サービスを行ことで、患者さんのスケジュールに合わせた相談・手術の予約、近くにあるホテルの予約や空港からクリニックまでの送迎サービスなどを利用可能です。
ウォンジン整形外科は創業より20年以上の実績を誇ります。豊富な知識と高い技術を持つクリニックなので、手術の失敗や合併症といったリスクを不安に感じている方におすすめです。
各部位専門の整形外科医が約40人在籍しており、チームワークを駆使した高品質なサービスの提供を目指しています。医療用語専門通訳スタッフが最初から最後までサポートしてくれるので、韓国語が話せない・聞き取れない人でも安心です。
提供しているのは、骨盤筋肉補強術、V膣縮小術、膣軸矯正術、膣粘膜整形術の4種類となっています。骨盤筋肉補強術は骨盤にアプローチすることで膣を縮小するため、メスを使用ません。他の3つはすべて膣の入口から粘膜にかけてアプローチする治療法で、医療用の糸やレーザーを使うのが特徴です。
どの施術も1時間以内に完了し、入院の必要はありません。そのため、韓国での滞在期間が短い人でもスピーディーに治療を受けられます。
問合せ番号:+82 10-3616-3308
美容大国でもある韓国では、美容クリニックの数が非常に豊富です。ソウルにあるカンナムエリアには通称「美容整形通り」と呼ばれる通りがあり、たくさんの美容クリニックが並んでいます。クリニックの数が多ければ、その分選択肢が広がるため、自分の希望に沿ったところを選ぶことが可能です。
また、韓国で美容整形・膣縮小をする最大のメリットは、何と言っても価格が安いという点でしょう。美容クリニックが多いため価格と技術の競争が起こっており、日本に比べてリーズナブルな価格で治療を受けることができます。
ソウル市内にはクリニックだけでなくカフェや韓国料理店、大型商業施設やブティックなども多いため、術後には思いきり旅行を楽しめます。とくに、最近は韓国コスメや韓国グルメが流行っているため、美容整形・膣縮小が目的の人も十分楽しむことができるでしょう。
また、韓国では美容整形が一般的なものになっています。クリニックを受診する際も、周りの視線を気にする必要がありません。美容整形を目的とした旅行でも、気楽に楽しめるでしょう。
韓国では日本に比べて安く美容整形が受けられますが、これらあくまでもクリニックで発生する費用です。韓国で美容整形を受けるためには別途で交通費や宿泊費、飲食費などがかかるため、結果的に日本で施術を受けるのと変わらない程度の費用がかかる場合があります。
そのため、あらかじめ手術やダウンタイムに要する日数をチェックして、交通費や宿泊費などにどのくらいの費用が必要になるのかをしっかりと計算しておかなければなりません。
韓国で美容整形・膣縮小を受け、経過も順調で帰国しても、その後にトラブルが発生する可能性があります。
トラブルの内容次第では、日本にある美容クリニックで対応できるものもあるでしょう。しかし、韓国と日本では美容整形の施術方法が異なるものもあり、その場合は改めて施術を受けた韓国のクリニックへ足を運ばなければなりません。
施術後のアフターケアはクリニックごとに対応が異なり、帰国後もアフターケアのために再び韓国へ行かなければならないケースもあれば、そもそもアフターケアがないケースもあります。また、整形後はアフターケアが重要であるにもかかわらず、アフターケアと保証についての契約内容を書面として発行しないクリニックも存在するのです。
リーズナブルな施術にはさまざまなリスクが潜んでいるため、韓国で美容整形・膣縮小を受ける時にはメリットだけでなくデメリットもきちんと確認しましょう。
韓国の大手美容クリニックには、日本語コーディネーターと呼ばれる看護師や通訳が在籍していることが多いです。ただし、日本語のヒアリングスキルや患者さんの要望を韓国語できちんと伝える能力は、通訳スタッフによってさまざまです。
日本人同士であれば患者さんの要望を仕上がりに反映できる可能性が高いですが、通訳が日本語の細やかな表現まで汲み取ってくれるかは分かりません。そのため、要望はできる限り細かく伝え、希望通りの仕上がりを実現できない可能性があることも理解しておきましょう。
韓国の美容クリニックで膣縮小治療を受けた人の中に、重篤な感染症を発現したしたというケースがあります。膣縮小治療の種類はフィラーで、帰国後に患部の痛みが激しくなり、日常生活を送るのが困難な状況に陥ったそうです。
総合病院での検査の結果、骨盤内に腫瘍ができていることが分かり、患部の膿を抜く治療を数回行うことに。注射で抜いた膿を調べたところ、プレボテラという口内の菌による炎症だということが分かりました。
本来プレボテラという菌は産婦人科では見ない菌で、美容整形・膣縮小を受けたクリニックの医師がマスクをせずに施術をしていたのが原因のようでした。せっかく美容整形・膣縮小を行っても、感染症にかかってしまえば膣に注入した素材を抜くことになります。もちろん、金銭的・時間的負担も大きくなってしまうため、クリニック選びは非常に大切です。
韓国で美容整形・膣縮小を受ける際、重要視するポイントは人それぞれです。治療費の安ささを最優先としたり、信頼できるクリニックを紹介してもらえるのであれば韓国の美容クリニックでも良いですし、納得して施術を任せやすいのは日本のクリニックでしょう。
とくに、膣のゆるみといったデリケートな悩みを打ち明けるため、言葉が通じた方が要望も伝わりやすいですし、治療方法やメリット・デメリットなども理解しやすいです。また、飛沫感染や接触感染などがないよう、清潔な環境づくりや身だしなみを徹底しているクリニックがあります。そういったクリニックを探すためにも、施術開始前のカウンセリングや診察で治療内容・アフターフォローの説明をきちんと行っているクリニックを見つけましょう。
東京の膣縮小クリニック
3選
泌尿器医療を専門に施術し女性器の悩みを解決
なおえビューティー
クリニック
泌尿器医療を専門に施術し女性器の悩みを解決
喜田直江先生
引用元:
なおえビューティークリニック
https://www.naoe-clinic.net/clinic/dr/
女性器形成治療の実績豊富な院長先生が対応してくれる
みどり美容クリニック
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みつゆきみどり先生
引用元:
みどり美容クリニック
http://www.midocli-ladys.com/doctor/
女性ならではの丁寧な気配りをおこなう
銀座あゆみクリニック
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増田あゆみ先生
引用元:
銀座あゆみクリニック公式サイト
https://www.ginza-ayumi-clinic.jp/clinic_information/doctor/index.html