「出産後、膣がゆるくなったように感じる」「パートナーから指摘を受けた」など、産後の膣ゆるみにお悩みの方は多いです。なぜ、出産後に膣がゆるくなってしまうのか。
また、産後の膣ゆるみにはどのように対処していけばいいのか。そんな女性ならではのデリケートなお悩みを解決させるために、今回はリアルなデータや体験談を交えて、産後の膣ゆるみに関する情報をご紹介していきます。
出産後、女性の心と身体には、さまざまな変化が現れます。
下腹部のたるみや、妊娠中に増加した体重が減らないなど、体型に関することから、骨盤の歪みや尿もれなどデリケートなお悩みまで、さまざまなお悩みに頭を抱えている女性が多いです。[注1]
いままで膣のゆるみなどを感じたことがなかった人でも、出産後には身体が変化する可能性があります。実は、産後の尿もれ経験者のうち、85%は「出産をきっかけに尿もれを起こすようになった」と話しています。[注2]
「そのうち元に戻るだろう」と考えて放っておくと、取り返しのつかないことにもなりかねません。特に、膣のゆるみは、夫婦生活にも大きな影響を与える可能性があるものです。[注3]
実際に、出産後から身体に変化を感じ始めたという女性の体験談を見てみましょう。
「出産後、膣がゆるくなっているのではないかと不安でした。産後初めてのセックスのときに旦那に聞いてみると、出産前よりも締め付けが弱くなった気がするとのこと……。赤ちゃんが出てくるときに広がっているのだから当たり前だと思う反面で、少しショックを受けました。」
「出産によって膣がゆるくなってしまったのか、感覚が鈍くなった気がします。今までは感度がいいほうだったと思うのですが、出産でこんなに変わるものなのかと驚きました。おかげでセックスが少し面倒に……。以前と同じ感覚を取り戻したいです。」
「ホルモンバランスの関係なのか、性欲がまったく湧きません。旦那には言えませんが、最近は、旦那に対する義務感からセックスをしています。旦那に対する愛情は変わらないのに、こんなに身体に変化があるのかと驚いています。このままだとセックスレスになるのでは、と不安です。」
「産後、セックスのときに濡れにくくなりました。気持ちの問題なのか、身体の問題なのかはわかりません。濡れにくくなってしまったおかげで、挿入時には痛みや不快感を伴うことがあります。このままではセックスが嫌になってしまうのではないかと悩んでいます。」
「出産をきっかけに、くしゃみや咳をした拍子に尿もれをしてしまうようになりました。外出をするときは生理用ナプキンを使っていますが、トイレが近くにないと不安に感じます。夫婦の営みのときも尿もれが気になり、消極的になってしまっています。なかなか人にも相談できないし、ストレスを感じる毎日です。」
出産後の女性は、膣のゆるみから夫婦生活や尿もれに関するストレスを抱えています。しかし、悩みを抱えながらも、産後に身体に関する産後ケアを行なっている女性は、全体の2割にも満たないというアンケート結果がでています。
すでに取り組んでいる | 9.2% |
---|---|
今後取り組む予定である | 8.3% |
取り組んでいたが現在は行なっていない | 16.6% |
取り組んでみたいが難しい | 36.6% |
取り組む予定はない | 29.3% |
すでに取り組んでいる | 9.2% |
---|---|
今後取り組む予定である | 8.3% |
取り組んでいたが現在は行なっていない | 16.6% |
取り組んでみたいが難しい | 36.6% |
取り組む予定はない | 29.3% |
時間の余裕がない | 34.4% |
---|---|
スクールなどに通うお金がない | 21.1% |
必要性を感じない | 17.9% |
気持ちに余裕がない | 11.3% |
準備が面倒くさい | 7.8% |
一人で行きたくない | 1.6% |
その他 | 5.9% |
時間の余裕がない | 34.4% |
---|---|
スクールなどに通うお金がない | 21.1% |
必要性を感じない | 17.9% |
気持ちに余裕がない | 11.3% |
準備が面倒くさい | 7.8% |
一人で行きたくない | 1.6% |
その他 | 5.9% |
調査方法:日本全国の20~49歳の出産経験者1000人へのインターネットリサーチ調査。
アンケート調査期間:2012年11月20日~11月21日[注1]
「出産後も変わらぬ体型や容姿を維持している芸能人に憧れるか」という調査では、70%近くの女性が「憧れる」と回答していました。しかし、実際に自分の身体に変化が起きても、ほとんどの人が何かしらの理由をつけて、産後ケアに消極的になっています。
出産前後で、自分の心や身体に変化が起きていることを不安に感じたり、悩んだりしながらも、「いつかは治るだろう」と楽観的に構えている女性が多いのではないかと考えられます。
多くの人が感じている、出産後の膣のゆるみ。体験談にもあったように、出産時に赤ちゃんが通ったことにより、当然、膣は一時的に広がります。具体的にいうと、膣のゆるみは「骨盤底筋群」という筋肉の力が弱くなることによって起きる現象です。[注4]
出産によって膣がゆるくなるのは、あくまでも一時的なことであり、通常は、時間とともに徐々に元の大きさへと戻っていきます。
ただし、「骨盤底筋群」は筋肉です。ほかの筋肉と同じように、年齢や体質によっては、衰えたまま元に戻らなくなってしまう可能性も十分にあります。
産後の膣ゆるみを解決させるためには、産後のケアが重要になります。産後ケアと聞くと、どこかに通って受けるようなイメージがあり、抵抗感を覚える女性も多いはず。しかし、自宅でも簡単にできる産後ケアは多く存在します。
なかでも、「膣トレ」と呼ばれる骨盤底筋群を鍛えるトレーニングは、ちょっとした時間にもできるとして、産後で忙しい日々を過ごす女性たちに人気を集めています。
産後ケアを十分に行なったとしても、効果には個人差があるものです。
トレーニングの効果を感じられない場合には、膣のゆるみを改善させる「膣縮小」の治療を受けましょう。
膣縮小を取り扱う病院は増えており、レーザー治療や高周波治療、磁気治療など、メスを使わない治療法も豊富です。メスを使った手術を行う場合でも、「入り口だけ」「奥だけ」など、それぞれの希望に沿った治療を行なってくれるクリニックがほとんどなので、安心して治療を受けられるはずですよ。
出産後には、多くの女性が膣のゆるみを経験していることがわかりました。膣のゆるみをパートナーに指摘されて傷ついた方や、夫婦で過ごす夜が辛いものに感じてしまっている方。
膣のゆるみから尿もれが起こり、外出や日々の生活が苦痛に感じてしまっている方など、さまざまな悩みを抱えた女性の体験談がありましたね。
体験談やデータから、悩みを抱える女性の多くは、「産後の一時的なものだから」と考えていることも読み解くことができました。
たしかに、産後の膣ゆるみは、出産をきっかけに、一時的に骨盤底筋群が衰えているだけとも言えます。しかし、「元に戻るきっかけ」を掴めないまま、衰えの一途をたどるケースも少なくありません。
まず、一番はじめに大切なのは、膣のゆるみときちんと向き合う気持ちです。「いまだけだから」と耐えるだけではなく、現状を打開するような取り組みをしてみましょう。
原因をきちんと知ったり、簡単な産後ケアをしたり、たったそれだけのことでも、大きく変わる可能性があります。改善の様子が見られない場合には、カウンセリングや治療を受け、ひとりで悩みを抱え込まないようにしてくださいね。
東京の膣縮小クリニック
3選
泌尿器医療を専門に施術し女性器の悩みを解決
なおえビューティー
クリニック
泌尿器医療を専門に施術し女性器の悩みを解決
喜田直江先生
引用元:
なおえビューティークリニック
https://www.naoe-clinic.net/clinic/dr/
女性器形成治療の実績豊富な院長先生が対応してくれる
みどり美容クリニック
女性器形成治療の実績豊富な院長先生が対応してくれる
みつゆきみどり先生
引用元:
みどり美容クリニック
http://www.midocli-ladys.com/doctor/
女性ならではの丁寧な気配りをおこなう
銀座あゆみクリニック
女性ならではの丁寧な気配りをおこなう
増田あゆみ先生
引用元:
銀座あゆみクリニック公式サイト
https://www.ginza-ayumi-clinic.jp/clinic_information/doctor/index.html