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【膣治療コラム】膣圧の測定

  

尿漏れや入浴後のお湯漏れで悩んでいる女性は、膣圧が下がっているのかもしれません。日頃あまり気にする機会がない、自分の膣圧。膣のゆるみ気になっている女性はもちろん、「自分は大丈夫」と思っている人も一度測定してみてはいかがでしょうか。

膣圧とは?

膣圧とは、骨盤底筋と言われる膀胱や子宮、肛門まで続く直腸を支えて排泄をコントロールしている臓器の収縮によって、膣内にかかる圧力のことを指します。骨盤底筋は通常、5~7センチほどの厚みがあり、主に筋肉やじん帯、筋膜でできています。

膣圧の平均は20~40mmHg程度

膣圧には個人差があります。人によって筋肉量が異なるように、膣圧も年齢や生活習慣によって変化します。

日本人の膣圧の平均は20~40mmHgといわれています。20mmHgは力を入れていないときの平均値。力を入れていなくとも、私たちは膣圧が常にかかった状態で生活をしています。力を入れている時の平均値は40mmHg程度と言われています。

なんと膣圧が50mmHg程度あればバナナをちぎれるんだとか。とはいっても、膣圧が20~40mmHgあれば問題ないとされています。日常生活はもちろん、性生活にも支障はないので安心してくださいね。

次に当てはまる女性は膣圧が落ちてるかも

まずは普段の生活を思い出してみましょう。「くしゃみをしたときに尿漏れする」「入浴中に膣に水が入る」「入浴後、膣から水が漏れる」といった症状がある方は、膣がゆるんで膣圧が落ちているかもしれません。

また出産経験がある女性の場合、出産時には骨盤や筋に大きな負荷がかかるため、一般的に膣圧が低下しやすいといわれています。そのほか、デスクワークが中心の方も注意が必要です。座りっぱなしの状態を長時間続けると骨盤がゆがんでしまう可能性があり、筋力とともに膣圧も低下する可能性があります。

膣圧の測り方

自分で測ってみる

簡単な測定であれば、セルフチェックすることができます。クリニックで測定したほうが正しい数字を把握することができますが、「ちょっとクリニックで測るのは恥ずかしい」「まずは自分でこっそり測ってみたい」という女性は、セルフでできる方法で膣圧を測ってみましょう。

アイテムなしで測る方法

1番簡単なセルフチェック方法は、自分の指を用いて測定するやり方です。まず、清潔にした人差し指と中指の2本を、第2関節あたりまで膣に挿入します。その指を45度くらいまで開き、そのまま膣に力を入れて膣圧を測ります。

指に力を入れないと指が閉じてしまうようなら、平均的な膣圧があるということ。尿漏れやお湯漏れといった心配がなく、SEXの際にもオーガズムを得ることができます。

膣の収縮に抵抗するように開いた指に力を入れても、膣圧で指を閉じられるようなら膣圧は高め。また、抵抗のある指を閉じて持ち上げることができれば、膣圧はかなり高いほうです。

一方で「収縮は感じられるけど、指が閉じるほどではない」「収縮も感じられない」といった場合は、膣圧が低下しているシグナル。日常生活に支障が出ているようであれば、一度クリニックで相談してみるのがおすすめです。

専用機器やラブグッズを使う方法

もう少し具体的に測定したい場合、専用機器やラブグッズを使用することもできます。専用機器は通販で購入することができますが、価格が15万円弱ほどするため、より安価なラブグッズやクリニックで測定したほうが安く済ませられます。

膣圧アップのためのトレーニング機器としても使用可能なラブグッズは、高いものでも1万円前後と手を出しやすい価格。ボール型、バーベル型、ローター・バイブ型などその種類もさまざまです。

まずは自身の膣のサイズを把握することが大切なので、小さいサイズから試してみると良いでしょう。また保管や片付けの際には衛生面を注意して、使用する際はコンドームをつけてから使用するようにしてくださいね。

クリニックで測る

日常生活で尿漏れやお湯漏れといった支障を感じている人や、セルフチェックの結果「膣圧が下がっているかもしれない…」という女性は、クリニックで正確な数値を測定してみるのがおすすめです。

膣圧は人と比べることが難しく、自分では低下していると思っていても案外そうではないかもしれません。クリニックで測定する場合、1回5,000円前後で測定ができます。医師の手によって行われるため正確な数値が分かるだけでなく、衛生面も徹底しています。滅菌状態で医療機器を使用するため、感染症などの心配もありません。

また日常生活に支障がある場合は、医師に相談してみるのも良いでしょう。ぜひ検討してみてくださいね。

腟圧を上げる方法

膣圧を上げる主な方法には、大きくわけて「クリニックでの治療」と「セルフトレーニング」の2種類があります。

クリニックでの治療とは、膣ハイフや膣レーザーを使用したタイトニング治療のこと。自由診療となるため相応の費用はかかりますが、高い効果を実感したい方にはおすすめの方法です。

セルフトレーニングとは、膣用のボールなどを使ったトレーニングのこと。継続的にトレーニングをすることで徐々に効果を実感できる上、クリニックより費用が安く済みます。

それぞれの詳しいやり方を見てみましょう。

腟ハイフや腟レーザーによるタイトニング

クリニックで行っている膣圧アップの治療として、最近特に注目されているのが膣ハイフ。膣の中に専用の機器を入れて超音波を照射し、超音波で生まれた熱刺激によってコラーゲン生成を促す治療です。膣壁の中でコラーゲンが増えることで、膣にふくらみがついて膣圧が上がる、というメカニズムです。

施術時間は約45分。施術の痛みには個人差があるものの、基本的に麻酔が必要なほどの痛みを感じる人はいません。施術による出血もなく、ダウンタイムもほとんどありません。

施術後、徐々にコラーゲンが増えていき、約2~3か月後に効果がピークを迎え、その後は約1年効果が持続します。引き続き効果を維持したい方は、1年ごとに施術を受けることがおすすめです。

なお、膣圧のアップに有効なレーザーは、膣ハイフの超音波のほかにも、炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)やヤグレーザー、高周波などがあります。それぞれ特徴や期待できる効果が異なるため、施術を選ぶ際には、医師からきちんと説明を聞くことが大切です。

腟のトレーニング

膣圧アップを図るセルフトレーニング用のグッズも販売されています。膣ハイフなどと並行して使用すれば、より高い膣圧アップ効果が期待できるでしょう。

セルフトレーニング用として代表的なグッズが、膣用トレーニングインナーボール。やや重さのあるボールをタンポンの要領で膣内に入れ、そのまま30分ほど過ごします。ボールが落ちないよう膣壁の筋肉を使うため、トレーニングすればするほど膣圧が上がっていきます。慣れてきたら重量を増やしたり、入れたままの時間を伸ばしたりすると、なお有効です。

膣用トレーニングインナーボールには、さまざまな素材や形状のものがあります。商品の性質上、試用することは難しいかもしれませんが、外観や重さ、使い勝手などを考慮し、自分に合っていると思われる膣用トレーニングインナーボールを選びましょう。

クリニックで選ぶ

東京の膣縮小クリニック
3選

膣縮小術などの女性器形成の診療科目がある専門性の高いクリニックの中から女性院長がおり、患者1人1人の原因や状態に合わせた治療プランを提案することができる、施術種類の最も多い順にクリニックを紹介。(※2021年5月時点)
  • 2

    泌尿器医療を専門に施術し女性器の悩みを解決

    なおえビューティー
    クリニック

    泌尿器医療を専門に施術し女性器の悩みを解決

    喜田直江先生

    喜田直江先生

    引用元:
    なおえビューティークリニック
    https://www.naoe-clinic.net/clinic/dr/

    • 医師名:
      喜田直江先生
    • 対応施術:7種類
    • 住所:
      東京都中央区銀座5丁目5−1 ニュウ銀座千疋屋ビル 9F
    • 電話番号:
      03-5537-7560

    なおえビューティー
    クリニック
    公式サイトで相談する

  • 1

    女性器形成治療の実績豊富な院長先生が対応してくれる

    みどり美容クリニック

    女性器形成治療の実績豊富な院長先生が対応してくれる

    満行みどり先生

    みつゆきみどり先生

    引用元:
    みどり美容クリニック
    http://www.midocli-ladys.com/doctor/

    • 医師名:
      みつゆきみどり先生
    • 対応施術:9種類
    • 住所:
      東京都渋谷区広尾5-16-2 KITAMURA65KAN 3F
    • 電話番号:
      03-5789-1107

    みどり美容クリニック
    公式サイトで相談をする

  • 3

    女性ならではの丁寧な気配りをおこなう

    銀座あゆみクリニック

    女性ならではの丁寧な気配りをおこなう

    増田あゆみ先生

    増田あゆみ先生

    引用元:
    銀座あゆみクリニック公式サイト
    https://www.ginza-ayumi-clinic.jp/clinic_information/doctor/index.html

    • 医師名:
      増田あゆみ先生
    • 対応施術:5種類
    • 住所:
      東京都中央区銀座3丁目2−11 GINZA SALONE 5F
    • 電話番号:
      03-3535-2020

    銀座あゆみクリニック
    公式サイトで相談する

【膣縮小治療について】
膣縮小治療には、膣縮小手術、レーザーや超音波などをあてる治療、ヒアルロン酸や脂肪などを注入する治療といった方法があります。人によって適した治療方法が異なり、治療によって得られる効果も個人差があります。
膣縮小手術:メスを使って膣内の皮膚や粘膜を切除し、ゆるくなってしまった膣を縫い合わせる治療です。
レーザーや超音波などをあてる治療:膣内にレーザーや超音波などをあてることでコラーゲンの生成を促し血行を促進させ、膣壁をふっくらさせる治療です。
ヒアルロン酸や脂肪などを注入する治療:膣にヒアルロン酸や脂肪などを注入して膣のゆるみを解消する治療です。

【未承認機器について】
膣縮小治療で用いられるVタイトニングレーザー、モナリザタッチ、パールフィラー等一部の機器や医薬品は、厚生労働省の未承認のものとなります。どの機器を用いるかは、クリニックや治療の種類によりますので、入手経路や、諸外国における安全性、また同一性能を有する国内の承認医薬品等の有無など、ご不明な点については各医院・クリニックに直接ご確認をお願い致します。

【膣縮小治療の施術の費用や期間、リスク・副作用等について】
膣縮小治療は基本的に自由診療となるため、治療費は全額自己負担となります。
膣縮小治療の費用相場:膣縮小の施術は1回あたりの平均費用は200,000円~500,000円。症状によって治療内容が異なるため、費用も異なります。詳細はクリニックに直接お問い合わせください。
完了までの期間:治療方法によって完了までの期間は異なります。膣縮小手術は、1回の施術で半永久的な効果が期待できますが、手術になりますので約1か月ほどのダウンタイムがあります(個人の状態によりダウンタイム期間は異なります)レーザーや超音波などをあてる治療について、機器により治療期間や回数は異なります。ヒアルロン酸や脂肪などを注入する治療は、1回の施術で効果は現れやすいですが、個人差があります。
膣縮小治療のリスクや副作用:治療による、痛みや出血または内出血、施術直後の腫れや火傷などのリスクがあります。麻酔を行う際には、アレルギー症状が出る可能性もあり、また手術を行う場合には、傷跡が残る可能性もございます。くわしくは受診される医院・クリニックにご質問ください。