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【膣治療コラム】膣縮小手術を受けた後のリハビリとは?

  

膣縮小手術を受けた後のリハビリテーションについて解説します。

リハビリテーションと聞くと、一般的には脳梗塞や骨折などを負った場合の機能回復というイメージが浮かびますが、広い意味では、膣縮小手術後の機能回復に向けた各種ケアもリハビリテーションの一種。膣縮小手術を受けた後は、より良好な効果と効果の長期的持続を目指し、適切なリハビリを行いましょう。

膣縮小術後のリハビリテーションの目的

膣縮小手術を受けた後は、膣の適切なリハビリテーションを行うようおすすめします。膣のリハビリの目的を2点ほど見てみましょう。

膣の適切な回復を促すため

膣縮小手術は、膣壁に行う外科手術です。外科手術である以上、受けた直後は膣壁に「外傷」を負っている状態と同じ。例えば手足に外傷を負った場合、私たちは外傷の適切な回復を促すため患部を清潔に保ちますが、膣縮小手術においても、傷口の適切な回復を促すために膣を清潔に保つなどのケアが大切です。

術後の腫れや痛みを和らげるため

他の外科手術と同様、膣縮小手術を受けた後は患部に腫れや痛みが生じることもあります。これら術後に起こりうる腫れや痛みを和らげるため、リハビリの一種として適切なケアが推奨されています。

術後に自宅でできるケア

膣縮小手術を受けた後に自宅でできる3つのケアを確認しておきましょう。

性器の清潔を保つ

膣の近辺(小陰唇やクリトリスなど)は細菌が増殖しやすい場所。増殖した細菌が膣の中へ入り、手術の傷口から体内へ侵入する恐れもあるので、可能な限り性器の清潔を保つよう意識しましょう。シャワーは、手術の翌日から可能です。

冷却により腫れを軽減させる

術後、患部に腫れや痛みが生じた場合には、保冷剤などを使って患部を冷やして症状を緩和させましょう。患部が凍傷にならないよう、必ず保冷剤などはタオルでくるんで使用してください。

激しい運動を控える

リハビリとはやや異なりますが、膣の状態の早期回復を図るためには、術後、当面の間は激しい運動を控えましょう。激しい運動で血流が良くなり、腫れが強くなったり患部から出血したりする可能性があるからです。

激しい運動を控える期間は約1か月。この間は自転車やバイクなど、患部に負担のかかる乗り物にも乗らないようにしましょう。

また、仕事が重作業の場合は1週間ほど休むようおすすめします。飲酒も1週間ほど控えてください。

初期の運動療法

膣縮小手術は外科手術となるため、傷口が完全に安定するまでの間は、激しい運動等を控える必要がありますが、安静期間を過ぎた後は少しずつ軽い運動を取り入れ、膣周囲の筋肉の強化と血流促進を図っていきましょう。

取り入れたい運動の1つが、まずは軽いストレッチ。手足を伸ばすなどの一般的なストレッチのほか、仰向けになって両足を上げて行うストレッチ「フランス式膣トレ」もおすすめです。いずれのストレッチでも血流促進効果が期待できるので、膣に無理のない程度に試してみましょう。

また、骨盤底筋群を鍛えるケーゲル運動もおすすめ。仰向けになって両ひざを立て、膣・肛門・尿道を同時に締めたりゆるめたりする筋トレです。1日に数回行うことで膣の筋肉が引き締まるため、長期的な膣縮小効果が期待できます。

運動療法の進め方と注意点

クリニックが指定する安静期間経過後は、ストレッチやケーゲル運動などを行って膣機能の回復・強化を図ることが大事です。ただし、いかなるリハビリもそうですが、無理は禁物。運動中に痛みや不快感などが生じた場合、運動療法は時期尚早かもしれないので、いったん運動療法を中止して今しばらく安静に過ごしましょう。再度、運動療法を試しても、まだ痛みや不快感が生じる場合には、膣縮小手術を受けたクリニックに相談してみるようおすすめします。

膣のリハビリテーションを行う際は、無理せず自分の体と対話しながら進めるようにしましょう。

術後のフォローアップと専門家との連携

脳梗塞や骨折などのリハビリテーションとは異なり、膣縮小手術を受けた後のリハビリテーションは、基本的にセルフケアで行う形となります。リハビリテーションの計画を立てて、抜け・もれのないよう自己管理しながら実践していきましょう。

ただし、いかなるリハビリテーションであれ、我流に陥っては逆効果を招きかねません。医師や理学療法士などの専門家から定期的なフォローアップを受けながら、より効果的なプランのもと、正しい方向へリハビリテーションを進捗させましょう。

膣縮小手術を受けた後、まずは執刀した医師や担当看護師と面談し、適切なリハビリテーションの指導を仰ぐようおすすめします。

おわりに

膣縮小手術を受けた直後は、膣の中がケガをしている状態です。ケガからの早期回復を図るためには、患部を清潔に保つなどの日常的なケアが効果的。また、ケガがほぼ治った後は、膣縮小効果を高めて維持させていくためのセルフトレーニングも大事です。

せっかく勇気とお金を出して受ける膣縮小手術なので、術後のトラブルやリスクを最小限に抑えられるよう、また膣縮小効果を最大限に引き出せるよう、適切なリハビリテーションを実践していきましょう。

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【膣縮小治療について】
膣縮小治療には、膣縮小手術、レーザーや超音波などをあてる治療、ヒアルロン酸や脂肪などを注入する治療といった方法があります。人によって適した治療方法が異なり、治療によって得られる効果も個人差があります。
膣縮小手術:メスを使って膣内の皮膚や粘膜を切除し、ゆるくなってしまった膣を縫い合わせる治療です。
レーザーや超音波などをあてる治療:膣内にレーザーや超音波などをあてることでコラーゲンの生成を促し血行を促進させ、膣壁をふっくらさせる治療です。
ヒアルロン酸や脂肪などを注入する治療:膣にヒアルロン酸や脂肪などを注入して膣のゆるみを解消する治療です。

【未承認機器について】
膣縮小治療で用いられるVタイトニングレーザー、モナリザタッチ、パールフィラー等一部の機器や医薬品は、厚生労働省の未承認のものとなります。どの機器を用いるかは、クリニックや治療の種類によりますので、入手経路や、諸外国における安全性、また同一性能を有する国内の承認医薬品等の有無など、ご不明な点については各医院・クリニックに直接ご確認をお願い致します。

【膣縮小治療の施術の費用や期間、リスク・副作用等について】
膣縮小治療は基本的に自由診療となるため、治療費は全額自己負担となります。
膣縮小治療の費用相場:膣縮小の施術は1回あたりの平均費用は200,000円~500,000円。症状によって治療内容が異なるため、費用も異なります。詳細はクリニックに直接お問い合わせください。
完了までの期間:治療方法によって完了までの期間は異なります。膣縮小手術は、1回の施術で半永久的な効果が期待できますが、手術になりますので約1か月ほどのダウンタイムがあります(個人の状態によりダウンタイム期間は異なります)レーザーや超音波などをあてる治療について、機器により治療期間や回数は異なります。ヒアルロン酸や脂肪などを注入する治療は、1回の施術で効果は現れやすいですが、個人差があります。
膣縮小治療のリスクや副作用:治療による、痛みや出血または内出血、施術直後の腫れや火傷などのリスクがあります。麻酔を行う際には、アレルギー症状が出る可能性もあり、また手術を行う場合には、傷跡が残る可能性もございます。くわしくは受診される医院・クリニックにご質問ください。