加齢とともに肌内部のコラーゲンが減少し、顔にはシワやたるみが増えていきますが、コラーゲン減少の影響は顔だけではなく膣にも現れます。いわゆる「膣の老化」です。
肌のコラーゲンが減少したときと同様、膣のコラーゲンが減少すると、その表面の弾力が低下。膣壁のヒダがフラットになることに加え、加齢による膣の筋力も低下し、徐々に膣や尿道を締める力が弱って尿漏れへと至ります。
このメカニズムから言えることは、決して加齢による尿漏れがレアケースではないこと。コラーゲンの減少は誰にでも訪れるため、むしろ加齢に伴う女性の尿漏れは一般的であると理解できます。
このタイプの尿漏れに対して効果が期待できる治療がモナリザタッチ。膣のコラーゲン生成を促し、ふたたび膣をふっくらした状態に戻すことで、尿漏れの症状を緩和させる治療です。
モナリザタッチとは、加齢による膣の緩みの改善を目指す治療法の1つ。顔のリフトアップなどにも用いられるフラクショナル炭酸ガスレーザーの技術を応用し、同じ種類のレーザーを照射することで膣のリフトアップ(=膣の緩みの改善)を図る治療です。
モナリザタッチから膣に照射することで、膣粘膜の線維芽細胞が活性化してコラーゲンの生成を促進。フラットになっていた膣壁にふくらみが回復し、尿漏れの症状を緩和させます。
なお、尿漏れのほかにも、モナリザタッチは膣の緩みを原因とする様々な症状の緩和が期待できます。加齢による膣のかゆみ、乾燥、性交痛、におい、灼熱感などにもお悩みの方は、尿漏れとあわせて症状の緩和が期待できるでしょう。
尿漏れの原因にはいくつかありますが、加齢に伴って尿漏れの頻度が増加してきた場合には、コラーゲンの減少が尿漏れの主な原因と考えて良いでしょう。
モナリザタッチが照射するフラクショナル炭酸レーザーには、粘膜の線維芽細胞を活性化させて新生コラーゲンの生成を促す働きがあります。膣に照射すれば膣内のコラーゲンが増えることになるため、膣や尿道にふくらみが生まれて膣道や尿道が狭くなり、結果として尿漏れの改善へとつながります。
ただし、モナリザタッチの効果には個人差があります。膣の緩みが著しく進行している場合には、モナリザタッチとは異なる治療法が推奨されることもあるでしょう。
医師の診断をもとに、適切と考えられる治療を選択するようおすすめします。
一般的なモナリザタッチの治療の流れを見てみましょう。
患者の尿漏れの頻度や量などを問診した後、膣内の内診を行って状態を確認します。あわせて、外陰部への照射の必要性も判断します。
膣内に専用プローブを挿入後、約1~2分間にわたりモナリザタッチを照射。膣内はほとんど痛みを感じないため、通常、麻酔は行いません。
外陰部にも照射を行う場合には、クリームによる表面麻酔を行った上でプローブを変えてモナリザタッチを照射。照射時間は3~5分となります。
モナリザタッチの照射後、速やかに薬剤を塗布して患部を冷却。その後、数時間は日焼けをした時のような熱感を持つこともありますが、ほどなく症状は緩和するので心配いりません。
なお、モナリザタッチは1回の治療だけでも一定の効果を実感すると言われますが、十分な効果を得るため、一般的には初回の施術から30~40日間隔で2回目、場合によっては3回目の施術を受けるよう推奨されています。
「更年期に入りデリケートゾーンの乾燥などに悩んでいて、モナリザタッチを知りました。(中略)モナリザタッチ3回コース終了しました。1回の施術でも性交痛や湯漏れが改善されQOLが向上しました。3回施術後は外陰部の色素沈着の効果も実感しています。(中略)機械挿入時に少し痛みがありましたが、力を抜くように言われその通りにしたら楽になりました。(後略)」
引用元:ホットペッパービューティー(https://clinic.beauty.hotpepper.jp/H000548144/reviews/)
「(前略)年齢とともににおいや、喘息発作時の強い咳込み時に尿漏れが悩みでした。(中略)1回目の1ヶ月後に2回目の施術。初回は施術後に腫れ灼熱感が2〜3日ありましたが、2回目は当日だけでした。気になっていたニオイは軽減したような気がします。初回に比べて尿漏れ(腹圧性の)も、かなり軽減しました。(中略)尿漏れだけで悩んでいる方は2回でよいのではないかと思います。(後略)」
引用元:膣ペディア(https://chitsu.media/vagina/9397)
尿漏れ改善のためモナリザタッチを受けた、という方々の口コミは多数見つかりましたが、症状緩和の程度に個人差はあれ、ほとんどの方が一定の効果を実感している模様です。
ただし、1回だけの施術では効果を実感できなかったという声も少なくないため、2回目、もしくは3回目の施術が必要となる方が多いことは確かなようです。
モナリザタッチを受ける際には、次の点にご注意ください。
施術当日はシャワーのみで、入浴は翌日から可能です。石鹼を使って体を洗うことは問題ありません。公衆浴場の利用は、施術から3日ほど控えましょう。ウォシュレットの使用も、施術から2~3日は控えることとします。
体が温まりすぎて患部を傷めないよう、過度な運動や飲酒なども施術から3日ほど控えてください。
外陰部にもモナリザタッチを照射した方は、施術から初回の排尿時、しみるような痛みを感じることがあります。驚くかもしれませんが、症状は徐々に緩和するので心配ありません。
施術から1週間ほどは外陰部を清潔に保ち、医師から処方された軟膏を使用して患部を守りましょう。
生理中の方、妊娠中の方(妊娠している可能性のある方も含む)、カンジダ膣炎・性感染症に罹患している方、子宮頚部・外陰部に腫瘍のある方などは、医師の診断によりモナリザタッチを受けられないことがあります。
加齢に伴う尿漏れはコラーゲンの減少が主な原因ですが、コラーゲンの減少は全ての方に訪れるものである以上、症状の1つとして尿漏れを経験する方は少なくありません。
しかしながら、症状にお悩みの方の中には、症状も診察される部位もデリケートであることを理由に、クリニックを受診することをためらう方も多いようです。
加齢による尿漏れは多くの方が自覚している症状であること、クリニックでは毎日多くの患者がモナリザタッチを受けていることを考え、恥ずかしがらずにクリニックを受診し、症状改善に向けた相談をしてみましょう。
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