前回、「みどり美容クリニック・広尾」を訪れる患者さんには、膣のゆるみや性生活の悩みを抱えている方が多いというお話をうかがいました。こうした悩みは、デリケートゾーンに関することというだけではなく、かなりプライベートな領域に係わることでもありますが、どのような相談にも「一人でも多くの女性のお悩みを解決したい」と満行先生は親身に治療にあたります。今回は、さまざまな患者さんが抱える性のお悩みの実態についての話です。
――尿漏れや膣にお湯が入ってしまうなど、はっきりとした自覚症状がある悩みの場合は、治療でその症状が改善されることで解決すると思いますが、性生活の悩みの場合、お相手とのコミュニケーションのなかで発生することですから、複雑な背景があるように感じます。たとえば、男性の反応を気にしたり、男性に何かを言われて傷ついたりしたことがきっかけで来院されるケースもあるのでしょうか。
「ありますね。何か言われたわけではないけれど相手の反応が悪いとか、ダイレクトに『おまえとじゃイケない』『別の女性とだったらイケる』と言われたとか。言われなくてもゆるいことが原因で浮気をされているとか、いろいろです。
ただ、男性の心ないひと言が原因というケースばかりではありません。今はレスだけどまた仲良くしたいので相談にきた、という前向きなお悩みでいらっしゃる方もいます」
――実際のところ、膣のお悩みとしてはどのようなことが多いのでしょうか。
「こちらにいらっしゃる患者さんの場合、膣のなかにお湯が入ってしまう、性生活がうまくいかない、といった膣のゆるみに関するお悩みを抱えている方が多いですね」
――よりよい性生活を送りたいという希望をもって来院されるということですね。
「ご主人に勧められていらっしゃった奥さんもいました。『こういう治療があるのを見つけたんだけど、良さそうだからやってみない?』という感じで。
そして、治療の効果を見るために定期的にSEXするようになって、その結果二人目のお子さんができたそうです。性生活に関する悩みはいろいろあると思いますが、結局、男性の言い方ひとつなのでしょうね」
――膣のゆるみというと上の年代の患者さんが多いように感じますが、年代的に若い方もこられるのでしょうか。
「まだ出産経験のない20代の若い女性もこられますよ。『彼にゆるいって言われた…』と。前の彼氏のサイズは大きかったのに、今の彼氏のサイズが小さくてフィットしないという子もきましたね。多いのは40~50代、上は70代の方もこられます」
――70代!ですか?
「『彼氏ができて』といって来院されました」
――すばらしい!
「はい、とてもすばらしいことです」
――デリケートゾーンの悩みは、なかなか他人にできないものですよね。女性器に関する悩みを相談にくるのは、パートナーがいなくて、今まで誰にもそういう話をしたことがない、だから自分のあそこがどうなっているのかわからなくて不安、という患者さんが多いのではないかと思いました。
「クリニックにこられる多くは、そういった女性の皆さんです」
――異性とおつきあいする中で膣の悩みが生まれて、こちらにくると。
「じつは、必ずしもおつきあいしている最中とは限らないんです。ちょっと気になる男性がいるけれど、自分の女性器がどういう状態なのかわからないから、先に進んでいいのかどうか悩んでいる、と相談にこられる患者さんもいます。これからつきあうための準備のような感じですね」
――恋愛相手がいる人、予感がある人、今はいない人など個々にタイミングは違っても、異性とのおつきあい・性生活に対する準備のような形で相談にこられると。相手がいない方でも、お悩みはやはり膣のゆるみなのでしょうか。
「はい。皆さんまず『わたしゆるいんですか?』という相談にこられます」
――相手の有無にかかわらず、みなさんがこれほど“ゆるみ”を気にしているとは思いませんでした。なかには、先生に診ていただいて全然問題ないよという人もいるのでしょうか?
「よくいらっしゃいますよ、そういう方。あと逆に、膣がきつくて性生活を楽しめなくなっている場合もあります」
――“きつい”というのはどういった症状なのでしょうか。
「性生活に長いブランクがあったり、あまりSEXをせずに更年期の世代に入ったりすると、『膣萎縮』といって膣の内側の伸縮性がなくなり、男性器が入らなくなってしまうことがあるのです。使わないピアスの穴がふさがってしまうような感じですね」
――そういう症状もあるのですね。治療はできるのでしょうか。
「はい、レーザーを使った膣の治療で改善することができます」
※膣萎縮とは
女性ホルモンが減少することで、膣の内部が乾燥して硬くなり、膣の粘膜が薄く傷つきやすくなってしまうもの。粘液が分泌されにくくなることで性交痛の原因となったり、自浄作用が低下するため感染症にかかりやすくなったりする。
一般的に閉経後の女性に現れる体の変化だが、ホルモン剤治療、ダイエットやストレスなどが原因で20~30代の女性に症状が現れる場合もある。
――いろいろお話をうかがうと、女性器形成のレーザー治療はここまで進んでいるのだなと驚きを感じます。先生は日本人の女医として初めて、『美容婦人科』の先進国と言われていたアメリカ、ビバリーヒルズでレーザー治療に関する知識と技術を学ばれたそうですね。
「ええ、そうです。レーザーの資格を取りに行って『あ、これ面白いな』と思って女性器形成の世界に入ることを決めました」
――いまいちばんの『女性器形成の先進国』はどこでしょうか。
「どこも盛んですが、フランスなどはけっこう進んでいるかもしれません。出産後のケアに膣の引き締め治療がセットでついてきたりするんですよ」
――産後の治療に膣の引き締め!ありがたいですね。
「やはり“愛の国”だからでしょうか。ホルモン治療をされている方も多いですし、膣のレーザーもすごく盛んです」
――アメリカはどうでしょう。
「アメリカも盛んですが、レーザーよりもガツンと外科手術をするケースが多いように感じました。お国柄の違いでしょうか。ただ最近は、ハリウッドセレブなどのインフルエンサーが、レーザー治療についてSNSで宣伝するようになったおかげで、レーザー治療が一般にも広まっていくようになりましたね。いまは世界的にどこでも進んできていると思います。日本もここ3~4年はすごく増えてきていますよ」
女医さんが相談に来るということは、満行先生に対する信頼度の現れですね。勇気をふるって膣の悩みを相談してみたい、というかたは下記よりどうぞ。
患者さんのリアルな声を聞くと、悩んでいるのは自分だけじゃないんだ、と少し心強く感じませんか?
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引用元:
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引用元:
みどり美容クリニック
http://www.midocli-ladys.com/doctor/
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引用元:
銀座あゆみクリニック公式サイト
https://www.ginza-ayumi-clinic.jp/clinic_information/doctor/index.html