「最近、膣の感度が悪くなった気がする……」「性交時に、快感を感じられない……」そんなお悩みを抱えている女性は少なくありません。
性交時に快感が伴わない性感異常を、「不感症」と呼びます。
経験が少ない女性の場合、性交時に快感を得られないというケースはよくあります。その場合は不感症というよりも、多くは性感帯が発達していないことが原因で、何度も経験していくうちに解消されることがほとんどです。
一方、経験が豊富な女性で何も感じなくなってしまうケースでは、不感症の可能性が高いでしょう。不感症の症状は、さまざまな原因によって引き起こされます。
ここでは、不感症のセルフチェック法や対処法をご紹介します。
過去の性交時に感じた恐怖や痛みから、性交に対して不安や嫌悪感を感じて不感症になるパターンです。また、性交に対する羞恥心なども、不感症を引き起こす原因となります。
以下の項目に当てはまる場合、精神的要因による不感症である可能性が高いと言えます。
精神的要因で起こる不感症は、相手とコミュニケーションを取ることによって改善されることが多いです。恐怖や不安、嫌悪や羞恥といった感情を和らげ、ゆっくりと不感症の症状を改善していきましょう。
精神的要因が解消されても不感症が続く場合には、ほかの要因によって不感症が引き起こされている可能性があります。婦人形成手術などを行なっているクリニックなどで、カウンセリングを受けてみましょう。
精神的要因ではなく、別の要因で引き起こる不感症から、性交に抵抗感を覚えるようになり、精神的要因での不感症にも繋がっているケースがあります。その場合だと、別の要因と精神的要因、両方の治療が必要となります。
しかし、不感症は治らない病気ではありませんので、焦らず、時間をかけてゆっくりと治療していくようにしてくださいね。
クリトリスを覆う皮膚が多いと、外部からの刺激が伝わりにくくなり不感症の原因となります。このクリトリス包茎は男性器の包茎状態と変わらず、その多くは先天的です。
以下の項目に当てはまる場合、クリトリス包茎よる不感症である可能性が高いと言えます。
クリトリス包茎は体質によるものですので、自分で治すのは難しいです。
クリトリス包茎の疑いがある場合には、専門の病院やクリニックを受診するようにしましょう。
婦人形成手術を行なっている病院やクリニックでは、余分な包皮を取り除く手術を受けることができます。基本的に、事前のカウンセリングでデザインなどを決めるため、手術自体は15分程度で完了します。
クリトリス包茎を根本的に治すためには、専門の病院やクリニックで手術を受ける必要があります。包皮をどのくらい除去するのかなどは人によって異なりますので、医師としっかり相談するようにしてくださいね。
膣にゆるみがあると、性交時の刺激を感じづらくなります。膣のゆるみは原因のほとんどが出産や高齢化によるものですが、運動不足などの筋力低下も膣のゆるみを引き起こすため、どんな女性でも起こりうる可能性があるものです。
膣のゆるみが気になる場合には、以下のセルフチェックを行なってみましょう。
膣の締め付けや圧の変化を感じることができなかった場合、膣がゆるんでいる可能性が高いです。
専門の病院やクリニックでは膣圧判定をすることもできますので、膣のゆるみが気になる場合には、医師によるカウンセリングを受診しましょう。
膣のゆるみには、膣の筋力を鍛える「膣トレーニング」が効果的だと言われています。膣トレーニングにはさまざまなものがありますが、ここでは、「ケーゲル体操」というトレーニング方法をご紹介します。
上記のケーゲル体操を1日に数回繰り返すことで、膣圧を高めることができると言われています。
しかし、年齢や体質によっては膣の筋力が鍛えづらいこともあります。しばらく続けても効果がみられない場合には、医師に相談してみてくださいね。
専門の病院やクリニックでは、膣縮小手術を受けることができます。手術方法には、レーザー・注射・メスなど、さまざまな方法がありますので、医師と相談し、自分に合ったものを選んでくださいね。
また、クリニックによっては、自宅で使用できる専用の機器を取り扱っている場合もあります。治療器を使用することによって、外陰部の血流をよくして温度を上げ、性的刺激に対する感度を増加させることができると言われています。
膣のゆるみは、トレーニングや手術などで改善できるものです。しかし、膣のゆるみが生活習慣によって引き起こされている場合には、治療を行なっても、再び膣がゆるんでしまう可能性があります。運動習慣を取り入れたり、便秘や肥満などの体質を改善するように心がけましょう。
不感症の治療ができるクリニックを探したいけれど、何を基準に選んでいいかわからない…という人のために、不感症を解決してくれるクリニックの選び方をまとめてみました。
こちらの項目では、膣縮小術などの女性器形成の診療科目がある専門性のあるクリニックの中から、女性院長のいるクリニックで、不感症治療(ビビーブ、Vタイトニングレーザー、サーミVA、ヴィーナスハイフ いずれか)に対応しているクリニックをリストアップしています。※2021年5月の調査情報を元にしています。
引用元:みどり美容クリニック・広尾公式HP
(https://midocli.com/)
数多くの女性器の施術をこなしたスペシャリストが在籍
みどり美容クリニックで院長を務める満行みどり医師は、これまで多くの女性器形成の施術を手がけてきたスペシャリストです。カウンセリングや施術、アフターケアをすべて満行みどり医師が一貫して対応。来院の度に担当医師が変わることはありません。
プライバシーを最大限に配慮
女性特有の悩みを専門的に診察しているため、患者同士が顔を合わせないように最大限の注意を払っているみどり美容クリニック。入口はあえて目立たないような作りになっており、診察は完全予約制です。そのため、施術前後の時間も決して顔を合わせることがありません。さらに、一人ひとりに個室を用意しているので、ゆっくりと診察を受けられます。
アフターケアの充実
みどり美容クリニックでは、安心して治療が受けられるように術後の診察やアフターケアが充実しているのが特徴です。術後のもっとも不安になる時期に状態を確認し、必要に応じて薬を処方。診察を行なうのは、施術を担当した医師です。再診料や薬代、処置代は一切かかりません。
満行みどり医師
みどり美容クリニックの院長を務めるのは、満行みどり医師です。実績は豊富で、アメリカビバリーヒルズにおいて日本人の女性医師として初めて、レーザーによる女性器治療・膣の引き締め、外陰部形成のライセンスを取得。その知識の深さから、アメリカやヨーロッパで膣の引き締めに関する発表を行なっています。ひとりでも多くの女性の悩みを解決するために努めている、膣治療のスペシャリストです。
引用元:なおえビューティークリニック公式HP
(https://www.naoe-clinic.net/)
クリニックは女性スタッフのみ
なおえビューティークリニックの院長を務めるのは女医の喜田直江先生。デリケートな部分の悩みを相談しやすくするため、クリニックのスタッフは全員女性です。完全予約制となっており、待合室も個室にするなど、プライバシーへの配慮も徹底されています。
先生がメールに直接返信をしてくれる
「なおえ先生に相談できるメールフォーム」が設置されています。女性特有の悩みは友人にすら相談することが難しく、いざクリニックを予約しようとしてもなかなか勇気が出ないもの。でも顔を合わせずに済むメールなら、少しは相談しやすいのではないでしょうか。
婦人科形成10年以上の経験
実際に手術を受けるなら、担当医がどのくらいの期間や件数の手術を行ってきたのか、医師の経験や技術力はあらかじめ知っておきたいところです。女性器は体の中でも神経や血管が多い部位で、解剖学的知識と経験がなければ、後遺症が残ることもゼロではありません。なおえビューティークリニックは平成18年から10年以上に渡り、婦人科形成の手術を行ってきました。長きに渡った実績や技術は信頼できるクリニックだと考えられます。
喜田直江院長
喜田院長のもとには、幅広い年齢層の女性が悩み相談に訪れます。受診率の高い年代は30~40代で、その多くがパートナーのために女性器の悩みを解消するべく訪れるのだそう。
喜田院長は東京にある大手美容外科クリニックで、活躍されていた経験があります。そのときに、婦人科形成の診療がなかったことから、診療に加えたいと提案。その結果ほかの医師が驚くほど、女性患者が悩み相談に訪れたそうです。女性目線に立った診療の提案が、1人で悩む女性達を救ったと言えるでしょう。
そういった経験を経て、喜田院長は婦人科形成を専門とした、女性のためのクリニックを開院しました。
引用元:銀座ケイエススキンクリニック公式HP
(https://www.ks-skin.com/)
安全・安心を目指した医療
銀座ケイスキンクリニックでは切らない美容医療を中心に提供しています。施術の安全性を高めるために、定期的な学会やセミナーへの参加、経験豊富な医師同士のテクニカルシェアや海外の新しい知識を取り入れなど、日々技術の更新・研鑽に努めているそうです。
患者様ファーストを徹底
施術前には治療内容と料金を患者さまに提示しており、またその場で決断を迫ることもありません。治療を受けるか迷っている人は自宅でゆっくり考えることも可能です。もちろん、自身に合わない・プラスにならないと感じた場合には、治療を断ることもできます。
心と身体の手当ても実施
美容皮膚科における「手当て」は、軟膏を塗り、ガーゼをあて、包帯を巻くという外傷に対するものだけではありません。銀座ケイスキンクリニックでは、単なる外見の変化だけでなく、患者さま自身に対する手当てとそれに付随する心のケアを重視しています。
慶田朋子院長
院長を務める慶田朋子医師は、「見た目年齢マイナス7歳」をモットーとしており、外見が美しくなることで女性の精神面や生活を豊かにできるという信念を持っています。慶田医師以外にも女医が在籍しており、どの医師も丁寧で親切な対応が評判です。
引用元:ジェネラルクリニック公式HP
(https://general-clinic.tokyo/)
多種多様な女性の心身に寄りそった美容医療
ジェネラルクリニックでは、美容医療をメインにさまざまな施術に対応しており、産科・婦人科の一般診療だけでなく、メディカルスキンケアから高度な技術を要する婦人科手術まで、多種多様な治療メニューが実施されています。
女性特有の病気の治療までトータルに行う
さまざまな患者の症状やリクエストに柔軟に対応できるよう医療機器の整備が積極的に行われています。また、事前治療として性感染症や女性特有の病気のケアまでしっかりサポートしてくれる点も重要です。
予防医学も可能
予防医学の分野にも力が入れられており、レディースドックや女性特有の病気に備えるワクチン接種など、将来の病気に備えることも可能です。
小川奈津希院長
小川奈津希院長は、形成外科医としてキャリアをスタートさせた後、産婦人科医として経験を積んだドクターです。
その経験と技術によって、日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医や、日本医師会認定産業医といった資格を取得しており、ジェネラルクリニックでは女性の体や病気に精通した女性ドクターによる、女性のための婦人科治療を受けることが可能です。
引用元:ロジエクリニッククリニック公式HP
(https://www.rosierclinic.com/)
スタッフは全員女性のクリニック
ロジエクリニックは、院長を務める坂戸医師が「自分だったらどんな美容クリニックに通いたいか」を念頭において作られたクリニックです。スタッフは全員女性で構成されており、コンプレックスや美に関する悩みを打ち明けやすいよう配慮されています。
もちろん男性医師でも、十分な実績を有するドクターは数多くいます。でも、医師であっても男性にコンプレックスを打ち明けるのは抵抗がある…という女性は少なくありません。膣のゆるみなど、デリケートな悩みであればなおさらです。
スタッフが全員女性というロジエクリニックなら、心理的ハードルを少しは下げられるかもしれません。
新しい美容医療を目指す
近年、美容医療のニーズが高まっていることが相まって、美容医療は常に進化しています。だからこそ、常に新しい美容医療を提供したい。そんな考えから、ロジエクリニックでは新しい技術・設備の導入にも力をいれています。
しかし、新しい治療法は実績が少ないから不安…という方もいるでしょう。そういった不安を解消するため、ロジエクリニックでは坂戸院長自らが施術を体験し、正式に導入するかどうかを判断しています。事前に医師から体験談を聞ける、というのも信頼できるポイントの1つですね。
サロンのような落ち着いた院内
ロジエクリニックの内装はホワイトとブラウンのを基調としており、まるで癒しのサロンのようなデザインになっています。清潔感があり、落ち着いた雰囲気が漂っているので、緊張も少し和らぐかもしれません。自由が丘駅から徒歩3分とアクセス面も良好です。
坂戸 純子院長
これまで大手美容外科にて研さんを積み、美容外科や美容皮膚科で多くの経験を積まれた坂戸院長。2015年に「ロジエクリニック」を開業し、院長に就任されています。
女性特有の悩みに精通しており、患者さんへの治療提供のためにまずは自身が経験者となるという徹底ぶりが、多くの女性患者の支持を得ているようです。
膣の感度を改善する治療を得意としている上記のクリニック以外にも、膣の加齢による不感症の治療に対応している東京の婦人科形成クリニックを一部ご紹介します。
湘南美容外科には、女性のデリケートな悩みにも対応できるよう、女性医師だけで構成されている婦人科形成専門のチームがあります。カウンセリングから施術までを対応してくれるようで、施術メニューも豊富です。女性の感度を高めるGショットという施術も人気。症例数・実績ともに豊富なことや全国エリアに展開しているということもあり、信頼感もあります。
ボディの悩み別にさまざまな施術を用意しているTHE CLINIC 東京。女性器の悩みについても悩みに合わせた施術を提案しています。不感症などの症状は特にデリケートなお話。プライバシーにも配慮しているそうなので、安心して医師に相談できる環境が整えられているようです。希望する方には、カウンセリングと施術を同じ日に行うことができる「1DAY即日施術」も可能。何度も通院する必要がないので、遠方からクリニックで施術を受けることもできます。
ガーデンクリニックの婦人科形成は、女性器にまつわるお悩みに柔軟に対応できるよう、婦人科形成メニューが充実しています。メスを入れて膣を縮小させることで、性行為時の感度をアップさせる方法や、レーザー治療による膣の引き締めなどさまざま。「手のぬくもりが伝わる本物の医療を」というコンセプトのもとに、手術の腕に自信のあるドクターが在籍しています。
青山セレスクリニックで受けられる婦人科形成は、美容整形外科医として10年以上の経験を積み、経験も豊富な医師が担当。「美しい仕上がり」にこだわって施術を提供しています。膣を小さくすることで感度を上げる膣縮小手術、ヒアルロン酸を注入し、膣の入り口を狭くするプチ膣縮小注射も行っているようです。
オザキクリニックには、女性器形成に自信のある医師が在籍しています。メスを使用した治療はもちろんのこと、レーザー治療にも対応。性行為時の感度を高める施術はもちろん「行為の時に痛みを感じる」といった悩みに対する解決策も提案してくれるでしょう。手術は女性医師だけでなく、男性医師が行う場合もありますが、どの方も多くの施術に携わってきたベテランドクターです。
エストクリニックの婦人科形成は、メスを入れて膣を縮小させる方法と、女性の性感帯であるクリトリス形成があります。一人ひとりの悩みに合わせたオーダーメイド治療を心がけているそうです。すべての施術は経験豊富な院長が行います。万が一何かがあれば、責任を負うという覚悟をもって日々訪れる方すべてと向き合い診療に取り組んでいるそうです。
吉沢クリニックでは、院長の吉澤伸二先生が独自に考案した手術法「吉沢式膣縮小術」を受けられます。膣縮小手術は入り口を狭くする施術法が一般的ですが、吉沢式膣縮小術は入り口だけではなく奥も狭くすることで、より縮小の効果を高めます。吉沢式膣縮小術は高度な技術が必要のため、受けられるクリニックは吉沢クリニックのみです。手術法は4パターンあり、体の状態や悩みにあった手術法を選べます。クリニックではオンライン診療を実施。施術について聞いてみたいときは、オンラインでカウンセリングを受けてみるのもいいでしょう。
美容先進国の韓国から医師が視察に訪れるほど、ハイレベルな美容整形手術を行っている東京美容外科。膣縮小手術だけではなく、Gトリートメントという不感症治療も行っています。GトリートメントはGスポットにヒアルロン酸を注入し、隆起させて感度を高めたり膣内を狭くしたりする施術法。10分から20分で終わる注射だけの簡単な処置なので、当日から普段の生活を送れるでしょう。
東京イセアクリニックの膣縮小はヒアルロン酸注入と膣縫縮の2つがあります。ヒアルロン酸注入は膣内部の狭さを維持していくために、定期的な注入が必要です。その分出産時のリスクが少ないので、これから出産の可能性がある女性におすすめ。膣縫縮はひだを作るように縫合してくれるので、より縮小し感度が上がるでしょう。カウンセリングから治療まで、解剖を熟知した形成外科医が担当してくれます。
共立美容外科は全国に26院開業しており、東京は新宿本院、銀座院、渋谷院、立川院、渋谷院、上野御徒町院があります。(2022年6月時点)膣縮小手術は引き締め効果を出すために、膣の奥のほうまで縫合。膣の奥まで縫合するのには高度な技術が必要ですが、共立美容外科は経験豊富な医師が担当してくれます。またほかの人と鉢合わせしないように、完全予約制となっておりプライバシーがきちんと守られています。
城本クリニックには、豊富な経験を持つ女性医師が在籍。希望があれば、女性医師がカウンセリングから治療まですべて担当してくれます。同性の先生やスタッフが多いと、話しにくいデリケートな悩みも相談しやすく膣縮小手術もストレスなく受けられそうです。また城本クリニックでは、24時間メール相談にも対応しています。「顔を合わせて相談するのは恥ずかしい」「来院してカウンセリングを受ける時間がない」といった人は、メール相談で不安を解消してから、施術するか決めるといいでしょう。
東京の膣縮小クリニック
3選
泌尿器医療を専門に施術し女性器の悩みを解決
なおえビューティー
クリニック
泌尿器医療を専門に施術し女性器の悩みを解決
喜田直江先生
引用元:
なおえビューティークリニック
https://www.naoe-clinic.net/clinic/dr/
女性器形成治療の実績豊富な院長先生が対応してくれる
みどり美容クリニック
女性器形成治療の実績豊富な院長先生が対応してくれる
みつゆきみどり先生
引用元:
みどり美容クリニック
http://www.midocli-ladys.com/doctor/
女性ならではの丁寧な気配りをおこなう
銀座あゆみクリニック
女性ならではの丁寧な気配りをおこなう
増田あゆみ先生
引用元:
銀座あゆみクリニック公式サイト
https://www.ginza-ayumi-clinic.jp/clinic_information/doctor/index.html