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ヒアルロン酸による膣縮小の費用について

  

当ページでは、ヒアルロン酸を用いた膣縮小治療の概要、費用の目安、費用を左右する要素などについて解説しています。

ヒアルロン酸膣縮小治療をお考えの方にとって、特に気になることの1つが費用。「結局いくらかかるの?」「何が費用の違いに影響しているの?」「安いクリニックを選んでも大丈夫?」「高いクリニックなら安心できるの?」等々、施術と費用の関係で多くの方が気になっているポイントをまとめました。

ヒアルロン酸膣縮小治療について

まずは、ヒアルロン酸膣縮小治療の概要と目的をおさらいしましょう。

施術方法のおさらい

ヒアルロン酸膣縮小治療とは、膣壁の内側にヒアルロン酸を注入する治療を言います。

膣壁の内側にヒアルロン酸が注入されると、注入された部分を中心として、膣の通り道がふっくらと膨張。膨張した分だけ膣道が狭くなり、弾力性も高まって締まりのある膣へと仕上がります。

膣縮小治療にはメスを使った外科手術もありますが、ヒアルロン酸注入では、メスではなく注射器を使用。外科手術に比べて体への負担が軽く、ダウンタイムも短縮されます。

治療の目的

ヒアルロン酸膣縮小治療の主な目的は次の通りです。

  • 膣の緩みの改善(締まりの向上)
  • 膣の乾燥対策(潤い向上)
  • 膣の痒みの改善
  • 性交痛の緩和
  • 性交時の密着度アップ(満足度向上)
  • 入浴後の膣からの水漏れ防止
  • 膣の緩みに由来する尿漏れの防止
  • 名器形成、など

基本的には、加齢や出産を原因とした膣の緩みや乾燥の改善、および、緩みや乾燥に由来する様々な不快症状の改善を目指すことが、ヒアルロン酸膣縮小治療の目的となります。

費用に関わる主な要因

ヒアルロン酸膣縮小治療の費用は、どのクリニックでも同じ、というわけではありません。以下でご紹介する要因に応じ、費用は上下します。

使用するヒアルロン酸の種類

膣に注入するヒアルロン酸には、「品質」という基準があります。シンプルな理由ですが、高品質のヒアルロン酸を選べば費用が高くなり、低品質のヒアルロンさを選べば費用が安くなります。有名ブランドのヒアルロン酸は高品質なので費用が高め、とイメージしておくと良いでしょう。

また、効果の持続期間が長いタイプや弾力性が高いタイプなど、ヒアルロン酸の性質に応じて費用が変わることもあります。

シンプルな理由ですが、高品質のヒアルロン酸を使用すれば、費用が高くなります。また、効果の持続期間が長いタイプのヒアルロン酸や、弾力性の高いヒアルロン酸などを選んだ場合も、

注入する量

ヒアルロン酸の注入量に比例して費用が上がります。

ヒアルロン酸の注入量を左右する要素は、膣の状態と希望する仕上がりのギャップの大きさ。緩みや乾燥が著しい状態の膣を、強い締まりのある若々しい膣に仕上げたいならば、そのギャップが大きいため費用が高くなると考えましょう。

なお、膣の状態と希望する仕上がりのギャップが大きすぎる場合、医師から別の治療法を提案されることがあります。

クリニックの設備やサービス体制

ヒアルロン酸膣縮小治療に限りませんが、治療に使用する機器や設備、術後のケアなどが充実しているクリニックほど、費用は高くなる傾向があります。

医師の技術や実績

婦人科形成の治療実績が豊富なクリニックほど、費用は高くなる傾向があります。ただし、費用が高くなる分、安心して治療を任せられるというメリットもあります。

料金プランの種類

ヒアルロン酸膣縮小治療の主な料金プランのパターンを見てみましょう。

なお、ヒアルロン酸膣縮小治療の効果の持続期間は、半永久的ではありません。効果を持続させたい場合には、ヒアルロン酸製剤の性質等に応じ、定期的に施術を受ける必要があります。

1回ごとの都度払い

ほとんどのクリニックで設定している標準的な料金プランが、1回ごとの都度払い。最も明快で分かりやすい料金プランです。

スーパーなどで消耗品を購入して補充するイメージと同様、膣縮小効果がなくなってきたらクリニックへ行ってヒアルロン酸を補充。次のセットコースとは違って割引制度はありませんが、一度にまとまったお金を準備する必要がないので気軽に施術を受けられます。

セットプラン・コース料金

複数回の施術をセットでまとめて申し込む料金プラン。世の中にある様々な商品・サービスと同様、まとめ買いによる割引価格が適用されることが一般的です。

初めから定期的なメンテナンスを受けるつもりの方には、都度払いよりセットプランのほうが適しているでしょう。

ヒアルロン酸製剤による料金差

効果の持続期間や質感などが異なる複数のヒアルロン製剤を用意している場合、その種類に応じて料金は異なることが一般的です。

通常、有名ブランドが開発した高品質なヒアルロン酸製剤は、そうでないヒアルロン酸製剤に比べて価格が高くなります。

追加費用や見落としがちな項目

ヒアルロン酸膣縮小治療の料金を調べる際には、料金表の中の「ヒアルロン酸膣縮小治療」というメニュー欄だけではなく、次にご紹介する欄にも目を通しておきましょう。

カウンセリング料・診察料

最近はカウンセリング料が無料のクリニックも多く見られますが、必ずしも全てのクリニックがカウンセリング料を無料としているわけではありません。また、仮にカウンセリング料が無料だったとしても、別で初診料や検査料を設定しているクリニックは多く見られます。

メニュー欄の一番上のほうに、全施術に共通する費用項目が記載されていることがあるので、しっかりと目を通しておきましょう。

麻酔の種類や費用

ヒアルロン酸膣縮小治療には、麻酔を使用することが一般的。そのため、通常は治療費の中に麻酔代も含まれていると考えてください。

ただし、どの麻酔を標準として使用するかはクリニックの設定次第。たとえば、表面麻酔を標準として使用するクリニックで、患者側から局所麻酔や笑気麻酔の併用を申し出た場合、その分の費用は追加で請求されることになります。

術後のケアやアフターフォロー

術後の経過観察に料金がかかるかどうか、また、術後にトラブルが発生した場合の対応に料金がかかるかどうか、という点も確認しておきましょう。

特にトラブルは発生していないものの、当初クリニックが説明していた水準ほどの効果を得られず再注入や修正が必要になった場合の料金体制についても、契約前にしっかりとチェックしておきましょう。

クリニック選びのポイント

ヒアルロン酸膣縮小治療をお考えの方は、次の3つのポイントを基準にしてクリニック選びをしましょう。

明確な料金表示

「結局、総額でいくらかかるのか?」がハッキリしているクリニックを選びましょう。

料金を確認する際には、ヒアルロン酸膣縮小治療の料金のみを見るのではなく、初診料や検査料、麻酔代、アフターケア代など、あらゆる項目に目を通してください。カウンセリング時には、「結局いくらかかりますか?」とストレートに質問しましょう。

医師の専門性と技術

ヒアルロン酸膣縮小治療は美容外科診療に属した治療なので、まずは美容外科診療の実績が豊富なクリニックを選ぶことが前提。さらに、ヒアルロン酸膣縮小治療は、美容外科診療の中でも「婦人科形成」「女性器形成」という領域に含まれる治療なので、それらの実績が豊富かどうかもクリニック選びの大事な基準になります。

実績は公式HPなどでも確認できますが、カウンセリングで納得できるまで説明してくれるかどうか(何を質問しても的確な答えが返ってくるか)、という点も医師の専門性を示す有効な判断基準になります。

施術後のサポート体制

施術後にトラブルが発生した場合のサポート体制を確認しておくことも大事。術後サポートが無料なのか有料なのか、迅速に誠意ある対応をしてくれるかどうか、サポートは担当した医師が行ってくれるのか等々、カウンセリングの際に細かく確認しておきましょう。また、後になって「言った、言わない」の問題に発展しないよう、その場でメモをとることも大切です。

もとより、術後に何らかの違和感や不安を覚えた際の相談窓口が用意されているかどうかも、きちんと確認しておく必要があります。

費用と効果のバランスを考える

クリニックを選ぶときには、費用と効果のバランスを考えることが大切です。上でご紹介した「クリニック選びのポイント」とあわせ、次の3つの要素も意識しながらクリニック選びをしてみてください。

安さだけで選ばない

なるべく治療費が安いクリニックで施術を受けたい、という気持ちはよく分かるのですが、料金の安さだけでクリニックを選んで後悔した方は大勢います。

適正価格(費用相場)に比べて著しく安いクリニックの場合、製剤や施術の品質が低かったり、アフターケアが不十分だったりする恐れがあるので注意しましょう。

高いだけでも安心できない

「安すぎるクリニックは不安だけど、高いクリニックなら安心」という考えも捨てましょう。

ヒアルロン酸膣縮小治療は自由診療(保険適用外の治療)なので、施術料金はクリニックの方針次第。極論ですが、技術力の乏しい医師が低品質のヒアルロン酸で施術を行っても、患者には高額な料金を請求できます。

料金の高低よりも、まずは製剤の種類や品質、医師の経験などを基準にクリニックを絞り込んでいくことが大切です。

総合的な満足度を重視

費用面だけではなく、カウンセリングの充実度、医師やスタッフの対応、施術後のダウンタイムの過ごしやすさ、通院のしやすさ等々、総合的な視点も持ちながらクリニックを選びましょう。

よくあるQ&A

大まかな費用の目安はどれくらい?

A: 5~15ccくらいの注入で、安ければ5~60,000円、高ければ200,000円ほどになります。ヒアルロン酸の種類や量により費用は大きく異なるため、カウンセリングの際に具体的な見積りを確認しましょう。

セットプランと都度払いはどちらがお得?

A: 一般的に、セットプランを選んだほうが1回あたりの換算料金が割安になります。定期的にメンテナンスする予定の方は、セットプランの申し込みを検討してみましょう。

カウンセリング時に確認すべきことは?

A: 麻酔を含めた施術内容の詳細な流れ、使用するヒアルロン酸製剤の種類、施術費用の総額と内訳、追加費用の可能性の有無、術後のケア体制、ヒアルロン酸膣縮小治療の実績などを確認します。事前に確認したいことをリストアップしておきましょう。

まとめ

ヒアルロン酸膣縮小治療の費用は、使用している製剤の品質や種類、医師の技術力、クリニックの方針など、様々な要素によって大きく異なります。そのため、1つの医療機関に絞ってカウンセリングを受けても、そこで提示される費用が適正価格かどうか、判断することが難しいでしょう。

費用面も考慮してクリニック選びをする際には、1つではなく複数のクリニックを訪問してカウンセリングを受けることが大切。それぞれのクリニックの説明や費用の内訳などを比較すれば、少しずつ施術と費用の関係をリアルに見られるようになるでしょう。

安いだけのクリニックを選ぶと不安です。逆に、高いからと言って安心できるわけではありません。

医師の実績や使用する製剤などを踏まえ、適正価格で誠実な治療を行ってくれるクリニックを選ぶようおすすめします。

クリニックで選ぶ

東京の膣縮小クリニック
3選

膣縮小術などの女性器形成の診療科目がある専門性の高いクリニックの中から女性院長がおり、患者1人1人の原因や状態に合わせた治療プランを提案することができる、施術種類の最も多い順にクリニックを紹介。(※2021年5月時点)
  • 2

    泌尿器医療を専門に施術し女性器の悩みを解決

    なおえビューティー
    クリニック

    泌尿器医療を専門に施術し女性器の悩みを解決

    喜田直江先生

    喜田直江先生

    引用元:
    なおえビューティークリニック
    https://www.naoe-clinic.net/clinic/dr/

    • 医師名:
      喜田直江先生
    • 対応施術:7種類
    • 住所:
      東京都中央区銀座5丁目5−1 ニュウ銀座千疋屋ビル 9F
    • 電話番号:
      03-5537-7560

    なおえビューティー
    クリニック
    公式サイトで相談する

  • 1

    女性器形成治療の実績豊富な院長先生が対応してくれる

    みどり美容クリニック

    女性器形成治療の実績豊富な院長先生が対応してくれる

    満行みどり先生

    みつゆきみどり先生

    引用元:
    みどり美容クリニック
    http://www.midocli-ladys.com/doctor/

    • 医師名:
      みつゆきみどり先生
    • 対応施術:9種類
    • 住所:
      東京都渋谷区広尾5-16-2 KITAMURA65KAN 3F
    • 電話番号:
      03-5789-1107

    みどり美容クリニック
    公式サイトで相談をする

  • 3

    女性ならではの丁寧な気配りをおこなう

    銀座あゆみクリニック

    女性ならではの丁寧な気配りをおこなう

    増田あゆみ先生

    増田あゆみ先生

    引用元:
    銀座あゆみクリニック公式サイト
    https://www.ginza-ayumi-clinic.jp/clinic_information/doctor/index.html

    • 医師名:
      増田あゆみ先生
    • 対応施術:5種類
    • 住所:
      東京都中央区銀座3丁目2−11 GINZA SALONE 5F
    • 電話番号:
      03-3535-2020

    銀座あゆみクリニック
    公式サイトで相談する

【膣縮小治療について】
膣縮小治療には、膣縮小手術、レーザーや超音波などをあてる治療、ヒアルロン酸や脂肪などを注入する治療といった方法があります。人によって適した治療方法が異なり、治療によって得られる効果も個人差があります。
膣縮小手術:メスを使って膣内の皮膚や粘膜を切除し、ゆるくなってしまった膣を縫い合わせる治療です。
レーザーや超音波などをあてる治療:膣内にレーザーや超音波などをあてることでコラーゲンの生成を促し血行を促進させ、膣壁をふっくらさせる治療です。
ヒアルロン酸や脂肪などを注入する治療:膣にヒアルロン酸や脂肪などを注入して膣のゆるみを解消する治療です。

【未承認機器について】
膣縮小治療で用いられるVタイトニングレーザー、モナリザタッチ、パールフィラー等一部の機器や医薬品は、厚生労働省の未承認のものとなります。どの機器を用いるかは、クリニックや治療の種類によりますので、入手経路や、諸外国における安全性、また同一性能を有する国内の承認医薬品等の有無など、ご不明な点については各医院・クリニックに直接ご確認をお願い致します。

【膣縮小治療の施術の費用や期間、リスク・副作用等について】
膣縮小治療は基本的に自由診療となるため、治療費は全額自己負担となります。
膣縮小治療の費用相場:膣縮小の施術は1回あたりの平均費用は200,000円~500,000円。症状によって治療内容が異なるため、費用も異なります。詳細はクリニックに直接お問い合わせください。
完了までの期間:治療方法によって完了までの期間は異なります。膣縮小手術は、1回の施術で半永久的な効果が期待できますが、手術になりますので約1か月ほどのダウンタイムがあります(個人の状態によりダウンタイム期間は異なります)レーザーや超音波などをあてる治療について、機器により治療期間や回数は異なります。ヒアルロン酸や脂肪などを注入する治療は、1回の施術で効果は現れやすいですが、個人差があります。
膣縮小治療のリスクや副作用:治療による、痛みや出血または内出血、施術直後の腫れや火傷などのリスクがあります。麻酔を行う際には、アレルギー症状が出る可能性もあり、また手術を行う場合には、傷跡が残る可能性もございます。くわしくは受診される医院・クリニックにご質問ください。