モナリザタッチとは、膣の緩みや乾燥に起因する様々な不快症状の緩和を目指す治療です。麻酔不要で、5~10分ほどで終わる簡単な施術ということもあり、主に更年期前後の女性の間で大変注目されています。
一方でモナリザタッチは、医療保険が適用されない治療であることにも留意しなければなりません。
医療保険とは、「健康で文化的な最低限度の生活」(憲法第25条)を保障するために設けられた国の制度。モナリザタッチは医療保険の趣旨に適合しない治療とみなされるため、治療費は全額自己負担することとなります。
当ページでは、モナリザタッチの概要や医療保険制度における保険適用の基準、治療費が高額となった場合の資金調達の方法などについて解説しています。
モナリザタッチとは、主に膣の緩みや乾燥に由来する様々な症状の緩和を目指す治療法です。
治療とは言っても、メスを使った外科手術のような大げさなものではありません。膣に専用の機器を挿入し、5~10分程度、レーザーを照射するのみで終わる簡単な施術です。膣は痛みをほとんど感じない器官なので、通常は麻酔もいりません。
加齢等による膣の緩みや乾燥に由来するあらゆる症状がモナリザタッチの適用症状となります。具体的には、たとえば次の通りです。
モナリザタッチを受けることで、これらのようなお悩みは緩和する可能性があります。
保険診療とは、医療機関の窓口に保険証を提示することで、治療費の多くを国が肩代わりしてくれる診療を言います。国にも予算がある以上、すべての診療が保険適用になるわけではない点を理解しておきましょう。
保険適用となる基準は、「健康で文化的な最低限度の生活」(憲法第25条)に必要な治療であること。大雑把な基準となるため、国では保険適用となる具体的な治療法を列挙しています。
保険適用とされた治療は、「治療の価格」と「治療の方法」が統一となるため、医療機関の判断で価格を上下させたり治療法をアレンジしたりすることはできません。
一般的な病気・ケガについては、「健康で文化的な最低限度の生活」を阻害するため、定められた「治療の価格」と「治療の方法」を守る限り、保険適用となります。
一方、美容診療の類については、「健康で文化的な最低限度の生活」を阻害する要因とならないため、その多くは保険適用外です(二重整形など)。一般的な病気・ケガについても、「治療の方法」が最新のものである場合には、その多くが保険が適用されません(インプラントなど)。
モナリザタッチには保険が適用されません。膣の緩みや乾燥などは「健康で文化的な最低限度の生活」を阻害する要因ではない、と国が判断しているからです。
もちろん、人により、または解釈により、膣の緩みや乾燥が原因で精神的・肉体的ストレスを抱えることもありますが、少なくとも国が定める基準では、モナリザタッチによる膣縮小治療は保険適用にならないと理解してください。
国にも予算がある以上、全ての治療を保険適用とすることはできません。
保険適用外とされる治療を受ける場合には、治療費の全額を自己負担する必要があります。保険診療では治療費の7~9割を国が肩代わりしてくれますが、保険適用外の治療では、これらの肩代わり分がないため、治療内容によっては非常に高額の自己負担を強いられるかもしれません。
モナリザタッチの場合は1回3~5万円ほどなので、極端な負担になることはないかもしれませんが、複数回の施術を受けることとなった場合、決して安い金額ではありません。
膣の緩みや乾燥は、女性だけの問題ではなくパートナーも含めた問題です。治療を検討する際には、費用面についても十分にパートナーと相談するようおすすめします。
すぐにでも受けたい治療の費用が高額で、なおかつ、すぐには資金を用意できない場合でも、治療を諦める必要はありません。次のような方法で費用の問題をクリアできる可能性があります。
受診する医療機関によっては、保険適用外の治療に分割払いを用意している場合があります。また、クレジットカードでの支払いにも対応している場合には、クレジットカード会社のリボ払いを利用することで、実質的に分割払いとすることが可能です。
金融機関の医療ローンを利用します。医療機関によっては、提携する金融機関を紹介してくれる場合もあります。
難病の療養費などに対し、助成金が用意されている場合があります。
ただし、モナリザタッチを受けるための助成金は存在しないと思われます。
クラウドファンディングで治療費を工面する例も見られます。海外で受ける手術費用の調達手段として、クラウドファンディングが利用された例もありました。
ただし、モナリザタッチを受けるためにクラウドファンディングを利用しても、資金調達は難しいかもしれません。
保険適用となる治療、保険適用外となる治療、治療費が高額となった場合の資金調達の方法などについてご紹介しました。
モナリザタッチは保険適用外となる治療です。治療費が「莫大」とは言えませんが、決して安く受けられる治療でもありません。よくパートナーと相談のうえ治療を検討しましょう。
治療費の問題を含め、モナリザタッチを受ける際に検討すべきことは様々あります。一人で悶々と悩まず、まずは専門医に相談して正しい情報を仰ぐようおすすめします。
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