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ヒアルロン酸膣縮小の持続期間はどのくらい?

  

当ページでは、ヒアルロン酸膣縮小治療の効果の持続期間について取り上げてみました。

結論から言うと、ヒアルロン酸膣縮小治療の効果は、半永久的ではありません。個人差はありますが、施術からある程度の期間が経過すると、少しずつ効果が薄れてきます。

効果が薄れたタイミングで再施術を受けるか、施術を諦めるか、または他の施術を受けるか、クリニックによく相談して検討することが大切です。

ヒアルロン酸注入による膣縮小の仕組み

ヒアルロン酸膣縮小治療の持続期間に関するテーマへ入る前に、まずは前提知識として、ヒアルロン酸注入による膣縮小の仕組みを確認しておきましょう。

ヒアルロン酸がもつ保水力とボリュームアップ効果

注射器などを使って膣壁の内部にヒアルロン酸を注入すると、注入された部分を中心に膣の通り道がふっくらと膨らみます。

膨らむ理由はヒアルロン酸の保水力。ヒアルロン酸は、自己重量の最大1,000倍の水分を保持すると言われるため、注入された部位を中心に水分が集まって膣道が膨らむ、という原理です。

膣道が膨らむということは、言い換えれば膣道が狭くなるということ。ふっくらと生まれたハリに加え、膣道が狭くなった分だけ膣の締まりも高まります。

非外科的アプローチ

外科手術によって膣縮小効果を狙う治療法もありますが、ヒアルロン酸膣縮小治療は外科手術を伴わないため、膣への侵襲が限定的。そのためダウンタイムが短く、日常生活復帰までの期間も短期です。

膣への侵襲が小さいことから、施術後の副作用が強く表れることも多くありません。

膣粘膜や周辺組織への影響

膣壁の内部にヒアルロン酸を注入すれば、膣に弾力性や潤いが生まれます。これにより、膣の締まりの改善効果だけではなく、入浴後の膣からのお湯漏れの防止や性交時の感度アップ、性交痛の改善などの期待も大。踏ん張ったときの尿漏れ防止効果も期待できるでしょう。

ヒアルロン酸膣縮小の持続期間の目安

注入されたヒアルロン酸は、時間をかけて少しずつ体に吸収され、いずれは消滅してしまいます。そのためヒアルロン酸膣縮小治療の効果は、半永久的ではありません。効果の持続期間の目安について確認しましょう。

一般的な持続期間

一般的なヒアルロン酸製剤を膣に注入した場合、自覚できる膨らみや潤い効果の持続期間は数か月から1年ほど。中には1年半や2年ほど効果が続くという方もいるようですが、他の様々な施術・治療と同様に、効果には個人差があります。ほとんどの方は、数か月から1年くらいの持続期間と考えておいてください。

使用するヒアルロン酸製剤の種類

膣縮小治療に用いるヒアルロン酸製剤の種類は、1つではありません。スタンダードなブランドの製剤から無名ブランドの製剤まで、実に多くの種類があります。

これらヒアルロン酸製剤には、それぞれに特徴があり、中には持続性を重視して開発されたタイプもあります。そのような製剤を採用しているクリニックで施術を受ければ、効果の持続期間が1年以上になることもあるでしょう。

持続期間に影響する要因

同じブランドのヒアルロン酸製剤を注入しても、人により効果の持続期間は異なります。持続期間に影響する主な要因を3点ほど見てみましょう。

個人差

持続期間に影響する主な要因の1つが個人差。体質的にヒアルロン酸が吸収されやすい人や吸収されにくい人もいれば、加齢の影響で効果の持続期間が短くなる人もいます。

ほかにも、ホルモンバランスの影響や出産経験、生活習慣など、様々な要素が複合的に関連し合い、その結果としてヒアルロン酸の持続期間(吸収スピード)に個人差が生じます。

施術量と技術

適切な部位に適切な量のヒアルロン酸を注入すれば、おおむね想定した期間だけ効果が続くでしょう。逆に言えば、不適切な部位に不適切な量のヒアルロン酸を注入すると、期待したほどの持続期間を得られないかもしれません。

部位や注入量が適切か否かは、多分にドクターの経験や技術力に左右されます。クリニック選びは非常に大切です。

メンテナンスやケア

施術を受けるだけで何もしない方に比べ、施術を受けた後にメンテナンスやケアを行っている方は、効果の持続期間が長くなる傾向があります。

メンテナンスやケアの代表的なものが骨盤底筋トレーニング。いわゆる膣トレです。ほかにも、規則正しい生活習慣や栄養バランスの取れた食生活などが、ヒアルロン酸膣縮小治療の効果の持続期間に影響を与えると言われています。

再施術のタイミング

ヒアルロン酸膣縮小治療の効果を長期的に維持したい場合には、適切なタイミングで再施術を受ける必要があります。再施術のタイミングに関するポイントを確認しておきましょう。

再施術の必要性

再施術を受けるかどうかは本人次第です。「十分な効果を実感できたので、ぜひ再施術を受けたい」という方もいれば、「期待した効果を感じられなかったので、もう受けなくてもいい」という方もいるでしょう。決して料金は安くないので、費用対効果を踏まえてよく検討してみることが大切です。

なお、再施術を受けるほとんどの方は、期間ではなく効果を基準に再施術の時期を決めているようです。「1年経ったので再施術を受ける」というパターンではなく、「効果が薄れてきたので再施術を受ける」というパターンです。

施術間隔の目安

期間を基準に再施術を検討する場合には、おおむね半年から1年を目安にクリニックへ相談してみると良いでしょう。

もちろん、十分な効果を実感できているにも関わらず、無理に期間を基準に再施術を受ける必要はありません。施術から半年や1年が経ち、効果が薄れてきたような感じがしたらクリニックに相談してみる、という流れをおすすめします。

クリニックでの定期チェック

自分で再施術のタイミングを判断するのではなく、クリニックに再施術のタイミングを判断してもらうことが最も理想的です。時間に余裕があるならば定期的にクリニックへ赴き、再施術が必要な状態かどうか、膣の状態を直接チェックしてもらいましょう。

効果を長続きさせるポイント

ヒアルロン酸膣縮小治療は、術後に適切なトレーニングやケアを行うことで、その効果の持続期間をより長くできることがあります。持続期間を長くするための主なポイントを3つほど見てみましょう。

骨盤底筋トレーニングの併用

ヒアルロン酸膣縮小治療を受けた後、日常的に骨盤底筋トレーニングを行うことで、より効果が長続きすると言われています。

骨盤底筋トレーニングとは、いわゆる膣トレのこと。骨盤の下にある筋肉を鍛えることで、膣まわり全体の引き締めを狙うトレーニングです。

トレーニングを行うにあたり、何らかのマシンなどを購入する必要はありません。コストがかからず、すぐにでも自宅で始められるトレーニングなので、ぜひ施術後の骨盤底筋トレーニングを習慣化してみてください。

健康的な生活習慣

膣の緩みの主な原因は加齢や出産ですが、ほかにも血行不良や代謝不良が膣の緩みに影響しているとされています。

血行不良や代謝不良の大きな要因となるものが、喫煙や過度な飲酒、不規則な生活習慣、運動不足など。高額な費用をかけて受けたヒアルロン酸膣縮小なので、少しでも効果を持続させるため、ひいては心身の根本的な健康増進のため、施術を機に生活習慣全般を見直してみてはいかがでしょうか。

施術後のアフターケア

短期間とは言え、ヒアルロン酸膣縮小にもダウンタイムがあります。ダウンタイム中における適切な過ごし方が、その後の効果の持続期間に影響を与えることもあるのでご注意ください。クリニックから指定された性行為や激しい運動、入浴などの制限は、必ず守るようにしましょう。

他の治療法との比較

膣の緩みの改善を目指す治療法として、ヒアルロン酸膣縮小のほかにも複数の選択肢があります。ヒアルロン酸膣縮小治療を比較してみましょう。

手術による膣縮小

膣の一部をメスで切開し、粘膜や筋肉を寄せた状態にして縫合する手術です。基本的に大きな個人差が生じにくく、かつ、効果の持続期間は半永久的。膣の緩みを根本的に改善させる方法としては、最も理想的な治療法と言えるでしょう。

ただし、外科手術である以上は、ダウンタイムが長くなることを避けられません。パートナーとの性交渉は1か月ほどできなくなるため、内緒で手術を受けることは困難と思われます。ヒアルロン酸膣縮小に比べ、治療費も遥かに高額です。

マシンによる引き締め治療(レーザー・HIFUなど)

膣に挿入したマシンのヘッドからレーザーなどのエネルギーを照射し、膣壁の内側のコラーゲン生成を促進させる要領で、膣のタイトニング効果を目指す治療法です。ダウンタイムが短いことに加え、効果は日を追って少しずつ現れてくるため、パートナーにバレる可能性は低いでしょう。

ただし、1回の施術で高い効果を実感できないことが少なくないため、通常は複数回の施術を受けるよう推奨されます。また、効果は半永久的ではないため、タイトニング効果を長く持続させるためには定期的に施術を受ける必要があります。

ヒアルロン酸注入の特徴

外科手術に比べてダウンタイムが短いこと、マシンを使った治療に比べて短期間で効果が現れることが、ヒアルロン酸注入の優位性です。

ただし、事前に想定した通りの効果を得るためには、適切な部位に適切な量のヒアルロン酸を注入する必要があります。この「適切」感を判断するには、ある程度の施術経験が必要となることから、クリニック選び、医師選びには慎重になる必要があるでしょう。

よくあるQ&A

1回の施術で何年も効果は続きますか?

A: 1回の施術で何年も効果が続くわけではありません。効果の持続期間は、個人の体質や使用するヒアルロン酸製剤により異なります。一般的には、半年から1年ほどで効果が薄れるとされています。

効果がなくなってしまった場合はどうすれば?

A: ヒアルロン酸を再注入することで、再び効果が回復します。ヒアルロン酸注入とは異なる他の治療法を検討しても良いでしょう。いずれの方法を選択するのであれ、まずはクリニックに相談するようおすすめします。

ヒアルロン酸を注入し続けると副作用はありませんか?

A: もともとヒアルロン酸は人間の体に存在する糖質の一種なので、外部から注入しても特に大きな問題は起こりにくいとされています。ただし、体質の違いや施術回数などによりリスクがある恐れもあるので、定期的に診察を受けるよう推奨します。

まとめ

一般に、ヒアルロン酸膣縮小治療の効果は、数か月から1年程度が持続期間の目安と言われていますが、実際には個人差が大きいことも事実。体質だけではなく、生活習慣やアフターケア、日頃のトレーニングなども効果の持続期間に影響を与えるとされているため、改めてご自身の日常を振り返り、必要に応じて改善を心がけましょう。

なお、何年にもわたり長期的にヒアルロン酸注入の効果を持続させたい場合には、適切なタイミングで再施術を受ける必要があります。定期的にクリニックで膣の状態をチェックしてもらい、医師から適切なタイミングの指示を仰ぐようにしましょう。

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【膣縮小治療について】
膣縮小治療には、膣縮小手術、レーザーや超音波などをあてる治療、ヒアルロン酸や脂肪などを注入する治療といった方法があります。人によって適した治療方法が異なり、治療によって得られる効果も個人差があります。
膣縮小手術:メスを使って膣内の皮膚や粘膜を切除し、ゆるくなってしまった膣を縫い合わせる治療です。
レーザーや超音波などをあてる治療:膣内にレーザーや超音波などをあてることでコラーゲンの生成を促し血行を促進させ、膣壁をふっくらさせる治療です。
ヒアルロン酸や脂肪などを注入する治療:膣にヒアルロン酸や脂肪などを注入して膣のゆるみを解消する治療です。

【未承認機器について】
膣縮小治療で用いられるVタイトニングレーザー、モナリザタッチ、パールフィラー等一部の機器や医薬品は、厚生労働省の未承認のものとなります。どの機器を用いるかは、クリニックや治療の種類によりますので、入手経路や、諸外国における安全性、また同一性能を有する国内の承認医薬品等の有無など、ご不明な点については各医院・クリニックに直接ご確認をお願い致します。

【膣縮小治療の施術の費用や期間、リスク・副作用等について】
膣縮小治療は基本的に自由診療となるため、治療費は全額自己負担となります。
膣縮小治療の費用相場:膣縮小の施術は1回あたりの平均費用は200,000円~500,000円。症状によって治療内容が異なるため、費用も異なります。詳細はクリニックに直接お問い合わせください。
完了までの期間:治療方法によって完了までの期間は異なります。膣縮小手術は、1回の施術で半永久的な効果が期待できますが、手術になりますので約1か月ほどのダウンタイムがあります(個人の状態によりダウンタイム期間は異なります)レーザーや超音波などをあてる治療について、機器により治療期間や回数は異なります。ヒアルロン酸や脂肪などを注入する治療は、1回の施術で効果は現れやすいですが、個人差があります。
膣縮小治療のリスクや副作用:治療による、痛みや出血または内出血、施術直後の腫れや火傷などのリスクがあります。麻酔を行う際には、アレルギー症状が出る可能性もあり、また手術を行う場合には、傷跡が残る可能性もございます。くわしくは受診される医院・クリニックにご質問ください。