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ヒアルロン酸による膣引き締め治療で感度アップは期待できる?

  

膣ヒアルロン酸注入とは、膣内の粘膜下にヒアルロン酸を注入して膣壁にボリュームを与え、引き締めや潤いの向上を図る施術。膣道が狭くなることからパートナーとの密着度が上がり、その結果として感度がアップすることが期待されています。

出産や加齢、ホルモンバランスの変化などで膣のゆるみ、膣の乾燥が進んでいる女性でも、膣ヒアルロン酸注入によって潤いや弾力を向上させれば、以前のような感度を回復させられる可能性があるでしょう。

膣ヒアルロン酸が感度アップに繋がるメカニズム

物理的な膣内環境の変化

ヒアルロン酸を注入することで、膣壁に厚みやふくらみ、弾力性などが向上。性交時、パートナーの性器との摩擦がより強くなることから刺激が高まり、感度がアップした感覚を得られます。

また、ヒアルロン酸の注入により、局所的に血行が促進されることもあります。この血行促進作用もまた、感度アップにつながっている可能性があるでしょう。

潤い改善

ヒアルロン酸の保水力は大変高く、膣壁に注入するだけでも膣内の乾燥を和らげる効果を得られます。膣内の乾燥が和らいで潤いが生まれれば、滑りが良くなって性交時の快適さが向上するでしょう。

また、特に加齢によって膣にゆるみが生じている女性の中には、膣内の乾燥が原因で性交痛を自覚している方が少なくありません。膣ヒアルロン酸によって膣壁に適度な潤いが生まれれば、性交痛が緩和するだけではなく、性的な快感も回復することでしょう。

骨盤底筋との相乗効果

膣ヒアルロン酸注入とあわせて骨盤底筋トレーニングをすることで、さらに高い感度アップ効果が期待できます。

骨盤底筋トレーニングとは、一般に尿漏れや便秘、冷え性などの解消を目的とした筋トレの一種。膣周辺の収縮力を高める効果もあることから、膣ヒアルロン酸注入とあわせてトレーニングを行うことで、性交時の感度がよりアップする可能性があるでしょう。

骨盤底筋トレーニングで得られる血行促進や神経刺激などの作用もまた、性交時の感度アップにつながっていると考えられています。

治療の流れとダウンタイム

カウンセリング

施術を受ける前に、まずは医師によるカウンセリングを受けます。「感度が低下している」というデリケートな悩みですが、恥ずかしがらず素直に悩みを打ち明けましょう。また、悩みの相談に加え、施術により期待する感度の程度なども伝え、術後の理想像をすり合わせましょう。

膣ヒアルロン酸を安全な注入のため、既往歴も確認されます。過去にかかった病気、過去に受けた美容施術などを整理しておくと良いでしょう。

施術準備

膣ヒアルロン酸注入に向け、各種の準備が行われます。

主な準備は、施術時点での体調のチェック、感染症リスクの確認、麻酔の選定など。

体調に関しては、生理中の方は施術を受けられないのでご注意ください。麻酔については、一般的には局所麻酔下でヒアルロン酸が注入されますが、クリニックによっては笑気麻酔や静脈内鎮静を併用できる場合もあります。施術に強い緊張や恐怖心を感じる方は、併用を検討してみても良いでしょう。

ヒアルロン酸の注入

安全に膣ヒアルロン酸注入ができる準備が整ったら、いざ施術へ移ります。

注入に使用する器具は、極細針を付けた注射器やカニューレなど。膣の状態や希望する仕上がりに応じて注入量を微調整する必要があるため、実績の豊富な信頼できる医師の施術を受けましょう。

施術時間は20~30分ほど。局所麻酔を行っているため、注入時の痛みはほとんどありません。

施術後のケア

外科手術とは違い、膣ヒアルロン酸は侵襲の少ない施術なので、ダウンタイムはほとんどありません。まれに、腫れや出血が見られることもありますが、1~2日ほどで収まります。

そのため、施術後に特別なケアを行う必要はありません。シャワーは当日からOK。性交渉や激しい運動は、念のため数日から1週間は控えましょう。

なお、術後の状態は患者により異なるため、一般論よりも医師の指示を優先してください。

実感できる効果と持続期間

感度アップ以外のメリット

膣ヒアルロン酸注入により、ほとんどの方は感度アップ効果を実感できるでしょう。膣の引き締め効果が高まることから、パートナーの満足度向上も期待できるのではないでしょうか。

また、感度アップのほかにも、膣の潤い向上が得られるため、性交痛の緩和や解消効果も期待できます。また、膣内のふくらみが増すことで、腹圧性尿失禁(お腹に力が入った瞬間の尿漏れ)の症状も緩和する可能性があるでしょう。

もとより、膣周辺にふっくらとした感じが生まれるため、外見的な若返り効果も得られます。

効果の持続

ヒアルロン酸は時間をかけて少しずつ体内へ吸収される成分なので、施術後、徐々に膣壁のふくらみは減少します。一度施術を受ければ半永久的に効果が続くわけではない点を理解しておきましょう。

膣ヒアルロン酸注入による感度アップ効果の持続期間は、一般的に数か月から1年程度(製剤による違いや個人差があり)。それ以上に長く効果を持続させたい場合には、効果の薄れてきたタイミングで再施術(メンテナンス注入)を検討することになるでしょう。

リスクや副作用について

一般的な副作用

膣ヒアルロン酸注入で一般的に見られる副作用は、注入部位の腫れや赤み、軽い痛み、軽度の出血など。多くの場合、これらの副作用は一時的に見られるだけなので、過度に不安を覚える必要はありません。

なお、これら一般的な副作用は時間とともに程度が軽くなっていきますが、逆に、もし時間とともに程度が重くなってきた場合、何らかのトラブルが発生している可能性があります。速やかに医師まで相談しましょう。

まれな合併症

膣ヒアルロン酸注入のまれな副作用として、アレルギー反応や感染症、血管塞栓などがあります。これら副作用は、一般的には見られないものの、可能性がゼロではないという点は理解しておいたほうが良いでしょう。

いずれも、医師による速やかな対処が必要な症状となります。気になる症状が現れた場合には、すぐに医師へ相談しましょう。

避けた方がよいケース

妊娠中の方、妊娠している可能性がある方、授乳中の方については、胎児や赤ちゃんの安全のため、施術を避けたほうが良いでしょう。また、重度の基礎疾患を持つ方は、医師と慎重に施術を検討するよう推奨します。

ほかにも、膣に炎症のある方、性器ヘルペスに罹患中の方、過去にヒアルロン酸でアレルギー反応が現れたことのある方、生理中の方などは、施術を受けられないことがあります。詳細はクリニックで確認してください。

他の感度アップ施術との比較

マシンによる膣引き締め(レーザー・高周波・HIFUなど)

HIFUや高周波、各種レーザーなどのマシンによる膣縮小治療を通じ、膣の感度アップを図ることが可能です。レーザーなどの力でコラーゲンの生成を促し、膣壁に自然ふくらみを付けて膣のタイトニングを目指す治療法です。

膣ヒアルロン酸注入と同様、ダウンタイムがほとんどない治療法なので、日常生活への影響はほぼありません。術後2~3日は性交ができませんが、上手に立ち振る舞えばパートナーにばれることはないでしょう。

ただし、膣のゆるみの状態が進行していた場合、十分な効果を得られるまでに複数回の施術が必要になることもあります。施術回数が増えれば、その分だけ出費も増えることは理解しておく必要があります。

外科的手術(膣縮小手術)

膣内の一部を切開し、粘膜と筋肉を縮めて縫合する外科手術により、膣縮小効果から感度アップを目指す方もいます。

膣ヒアルロン酸注入とは異なり、半永久的な効果を得られることが外科手術のメリット。ただし、膣ヒアルロン酸注入に比べて圧倒的にダウンタイムが長くなる点は理解しておく必要があります。

術後1か月は性交渉ができなくなるため、パートナーは何かを疑うかもしれません。隠れて手術を受けるよりも、率直に手術を受けることを伝えておいがほうが良いでしょう。

骨盤底筋トレーニング

骨盤底筋トレーニングによる膣縮小効果から、膣の感度アップを目指す方法もあります。クリニックに行く手間や時間、費用もかからず、自宅で簡単にできる点が骨盤底筋トレーニングのメリットとなるでしょう。

ただし、骨盤底筋を鍛えて膣縮小効果を得られるまでには、相応の時間がかかります。即効性のある方法ではないことを理解しておきましょう。

毎日トレーニングを続ける地道な姿勢も必要となるため、人によっては向いていないかもしれません。

Q&Aセクション

すぐに感度アップを実感できますか?

施術を受けた数日後に腫れ等が治まりますが、その時点で感度アップを実感する方が多いようです。さらに数日から数週間がたてば、製剤が膣になじんでくるため、より高い感度アップ効果が期待できるでしょう。

施術中や施術後の痛みはどのくらいですか?

施術には局所麻酔を使用するため、施術中に痛みを感じることはほとんどありません。クリニックによっては、精神的にリラックスできる笑気麻酔や静脈内鎮静法を併用できることもあるため、痛みだけではなく、不安や緊張も感じずに施術を受けることも可能です。

術後については個人差があるため、数日間は軽く違和感を覚える方もいます。

パートナーにばれることはありますか?

膣ヒアルロン酸注入により外陰部の見た目に大きな変化が生じるわけではないので、少なくとも外見でパートナーにばれる可能性は低いでしょう。

ただし、ダウンタイム終了後に性交渉を行った際、膣の引き締め具合や潤いの変化をパートナーが感じ取る可能性はあります。

まとめ

膣ヒアルロン酸注入による膣縮小治療は、性交時の感度アップを目指すための有効な選択肢の1つ。外科手術を伴わずダウンタイムも短いことから、パートナーにばれる可能性も低いでしょう。

ただし、膣ヒアルロン酸注入は体質により得られる効果が異なることもあります。また、治療に対する期待値が高すぎる方は、効果が薄いと感じてしまうかもしれません。

膣ヒアルロン酸注入で感度アップを図りたい方は、施術によって実際に得られる効果や、自分が期待している効果の程度を、カウンセリングで医師と十分に共有することが大切です。

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    引用元:
    みどり美容クリニック
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      増田あゆみ先生
    • 対応施術:5種類
    • 住所:
      東京都中央区銀座3丁目2−11 GINZA SALONE 5F
    • 電話番号:
      03-3535-2020

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【膣縮小治療について】
膣縮小治療には、膣縮小手術、レーザーや超音波などをあてる治療、ヒアルロン酸や脂肪などを注入する治療といった方法があります。人によって適した治療方法が異なり、治療によって得られる効果も個人差があります。
膣縮小手術:メスを使って膣内の皮膚や粘膜を切除し、ゆるくなってしまった膣を縫い合わせる治療です。
レーザーや超音波などをあてる治療:膣内にレーザーや超音波などをあてることでコラーゲンの生成を促し血行を促進させ、膣壁をふっくらさせる治療です。
ヒアルロン酸や脂肪などを注入する治療:膣にヒアルロン酸や脂肪などを注入して膣のゆるみを解消する治療です。

【未承認機器について】
膣縮小治療で用いられるVタイトニングレーザー、モナリザタッチ、パールフィラー等一部の機器や医薬品は、厚生労働省の未承認のものとなります。どの機器を用いるかは、クリニックや治療の種類によりますので、入手経路や、諸外国における安全性、また同一性能を有する国内の承認医薬品等の有無など、ご不明な点については各医院・クリニックに直接ご確認をお願い致します。

【膣縮小治療の施術の費用や期間、リスク・副作用等について】
膣縮小治療は基本的に自由診療となるため、治療費は全額自己負担となります。
膣縮小治療の費用相場:膣縮小の施術は1回あたりの平均費用は200,000円~500,000円。症状によって治療内容が異なるため、費用も異なります。詳細はクリニックに直接お問い合わせください。
完了までの期間:治療方法によって完了までの期間は異なります。膣縮小手術は、1回の施術で半永久的な効果が期待できますが、手術になりますので約1か月ほどのダウンタイムがあります(個人の状態によりダウンタイム期間は異なります)レーザーや超音波などをあてる治療について、機器により治療期間や回数は異なります。ヒアルロン酸や脂肪などを注入する治療は、1回の施術で効果は現れやすいですが、個人差があります。
膣縮小治療のリスクや副作用:治療による、痛みや出血または内出血、施術直後の腫れや火傷などのリスクがあります。麻酔を行う際には、アレルギー症状が出る可能性もあり、また手術を行う場合には、傷跡が残る可能性もございます。くわしくは受診される医院・クリニックにご質問ください。