おおむね50歳前後の10年間、多くの女性が経験するとされる更年期特有の症状。症状の種類や程度に個人差はあるものの、中には日常生活に支障をきたすほどの症状に悩まされる女性も少なくありません(更年期障害)。
膣の乾燥や膣の乾燥に由来する性交痛もまた、更年期によく見られる症状の一種。症状の緩和に向け、膣にレーザーを照射する「モナリザタッチ」という治療法が注目されています。
当ページでは、更年期における膣乾燥・性交痛に対するモナリザタッチの有効性、効果のメカニズム、治療を検討する際の注意点などについてまとめています。
更年期とは、4段階に分かれるとされる女性のライフステージの3段階目に該当する期間のこと。女性の体のステージは、年齢とともに思春期・性成熟期・更年期・老年期の4段階に分かれますが、おおむね50歳前後で閉経を迎える前後10年ほどの期間を更年期と言います。
更年期に入ると、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が急激に減少。個人差はあるものの、心身に様々な症状が様々な程度で現れます。
主な症状はホットフラッシュや夜間の発汗、疲労感、のぼせ、頭痛、腰痛、不眠、イライラ、皮膚のかゆみ、めまいなど。膣乾燥や、膣乾燥を原因とする性交痛なども見られる女性が少なくありません。
モナリザタッチは、膣乾燥に効果的とされるレーザー治療の一種です。膣に潤いがもたらされることから、膣乾燥を原因とする性交痛の緩和にも効果的とされています。
治療方法は比較的シンプルで、モナリザタッチのヘッドを膣に挿入し、フラクショナル炭酸レーザーを1~2分ほど照射するだけ。膣内はほとんど痛みを感じないため、基本的に麻酔は必要ありません。
照射されたフラクショナル炭酸レーザーの働きにより、膣粘膜の線維芽細胞が活性化。膣のコラーゲン生成が促進され、ヒダにふくらみが生まれるとともに粘液の分泌量が増加し、膣の若返りが図られるというメカニズムです。
粘液の分泌量が増えることで、膣乾燥や性交痛も緩和。ヒダにふくらみや弾力が生まれることから、パートナーの満足度向上も期待できます。
膣内にモナリザタッチを照射することで、膣粘液の分泌量が増加するため、膣乾燥を自覚しにくくなります。結果、膣乾燥を原因とする性交痛や女性器全般の痒みなども緩和する可能性も向上。更年期に由来する膣の悩みの多くが改善へと向かう可能性があります。
また、かならずしも更年期が原因とは言えませんが、女性は年齢を重ねるほどに、女性器周辺で次のようなトラブルを経験することもあります。
モナリザタッチの効果で膣に潤いやふくらみ、弾力等が生まれれば、これら女性器に関連する様々な悩みも同時に緩和へ向かう可能性が高まるでしょう。
モナリザタッチによる膣のターンオーバー促進作用により、場合によっては膣に痒みが生じることもあります。痒みは短期間で消滅しますが、もし長期化した場合は感染症の疑いも懸念されるため、不安な方は医師に相談してみましょう。
また、モナリザタッチを含むレーザー治療には、正常な細胞も悪い細胞も同時に活動を促進させる働きがあります。そのため、治療前に悪い細胞(感染原因となる細菌やがん細胞など)が膣に存在した場合、症状を悪化させる恐れがあることも理解しておきましょう。
いずれの潜在的リスクも、事前にしっかりとした検査を行えば回避可能です。料金に左右されすぎず、信頼できる医師のもとで治療を受けるよう心がけましょう。
乳ガン治療の影響で、突然外陰部が痛くなり下着も履けず困り果てる毎日でした。ネットでこちらのモナリザタッチと言うレーザー治療があることを知り、半信半疑でしたが治療を受けてみることに。今回三回目ですが、あの痛みはどこに?ってぐらいに痛みが軽減。(後略)
(前略)1回目でも時間はできましたが、2回目になると、しっとりとした感じが特に感じられました。性交痛もなくなり、とても快適です。腟内だけのモナリザでしたが、表面も、ふっくらとした感じがあり、本当にやってよかったです。2回目は安心して痛み、恐さも気にすること無く施術できました。(後略)
更年期における膣症状緩和のためモナリザタッチを受けている方は、口コミ数を見るだけでも非常に多いことが分かりました。実際にモナリザタッチを受けた女性の大半が、膣に何らかの変化を実感しているようでした。
ただし、1回のみの施術では大きな効果を実感できなかったという声も見られたため、医療機関が推奨するように、できれば2回、3回に分けて施術を受けることが理想でしょう。医師の診察を受け、適切な治療回数を相談してみてください。
更年期における膣症状の緩和対策の1つとして、モナリザタッチの有効性を解説しました。
更年期に入り、膣乾燥や性交痛を強く自覚する女性は少なくありません。個人のライフスタイルにもよりますが、更年期の膣乾燥や性交痛が生活の質(QOL)を著しく低下させることもあるでしょう。
更年期による膣症状にお悩みの方は、症状や治療に関連する正しい情報を取得することが先決です。その上で、治療実績の豊富な信頼できる専門医に相談し、適切なアドバイスのもと、自分に合った治療法を検討していくようおすすめします。
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